2017.08.04 Fri

お客様目線が一番!KBF(購買決定要因)活用術

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みなさまこんにちは。ジーニアスウェブの山田です。

最近ニュースで「Facebookが研究している人工知能達が独自言語を話し出した」という内容を見ました。昔見た「エクス・マキナ」という映画を思い出しました。
服を着れば人間に見えるほど高性能なAIが、人間を手のひらで転がしちゃう映画です。時代がSFに追いついている感じがしますね!
そのうち改良されたりして、猫型ロボットができたりしないかな・・・と思う所です。

今回は「KBF」について考えようと思います。
webサイトやランディングページ以外にも、色々なシーンで必ず関わっているKBF。
大事なポイントを押さえていきたいと思います!

 

モノを決める理由は人それぞれだから・・・


KBFは「Key Buying Factor」の略語で、端的に言えばこの動作(購入や申し込み)をした決め手はなんですか?です。価値や価格など、重要視する要素は何かを洗い出すことになります。

このKBFはターゲットによって変化します。
例えば「パソコンが欲しいなあ・・・」と思っている2人がいます。

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営業マンは仕事で使えるパソコンを欲しがっているようです。
そう考えると、デザインがかっこいいものよりかは、ExcelやWordがすぐに使えるもの、通勤カバンに入る小さなタイプ、消費電力が少ないものが利点となります。

若い女性はというと、youtubeなどの動画サイトを見ることが多いかもしれません。画面が大きく綺麗に見えるもの、デザイン性の高いものを欲しがっています。

同じようにパソコンが欲しくても、使う人によって決め手の違いが分かります。

もしあなたがパソコン売り場の店員さんと考えてください。
二人がいきなり売り場に来て「パソコンいいのないですか?」と言って来ました。あなたならどうしますか?

もしスーパー販売マンだったなら、
・ビジネス用ですか?ご家庭用ですか?(シーン別)
・資料ガンガン作りますか?検索メインですか?動画は見ますか?(速度や容量)
・外に持ち歩いたりしますか?(耐久性)

など、とことん掘り下げて聞くことで「これだよ!欲しかったものは!」となる可能性が高いですし、「こんなにマッチしてくれた商品を教えてくれたこの人はすごい店員さんかも!」とイメージアップになります。

 

季節も関係するけれど、本当は・・・


KBFは状況、季節や時間帯、流行も変わります。
かき氷食べたい・・・冬にはなかなか思わないですよね。
ただし、KBFの中でも、季節に変化するものとずっと変わらないものもあります。

例えばあったか〜くなるカイロ。
冬の寒い季節に重宝しますね。かじかんだ指先や背中に貼って体全体を暖かくしてくれます。なので冬だけにしか使わないし、今の季節使わないでしょ?と思うかもしれません。

ただ、使い道は人それぞれなので、
・冷たい飲み物を飲みすぎてお腹の調子が最近良くない人
・キンキンに冷えた極寒の職場で、デスクワークをしている女性
はカイロを使うかもしれません。安いし手軽でカバンに入れやすいです。

実際コンビニやドラッグストアに行くと、売り場の隅っこには置いてあります。

もう夏だからこの商品は買わないだろう、と販売者側は思っていても最終的にお客様が「何をしたいか」によります。
カイロは「冬に使うもの」ではなくて「温めるもの」ですからね。

 

まとめ


セールスマーケティングで「ドリルを買いに来た客はドリルが欲しいんじゃない、穴が欲しいんだ」という有名なセリフがあります。
最終的には「結果」が欲しいんですよね。その過程(ドリル)はホームセンターで買おうが、隣近所の人に借りようが、さして問題はないわけです。

本当にこのページでお客様に届いてるのかなあ・・・どうしたら集客ってもっとできるんだろう・・・そう思った時に「自分がお客様だったらこの行動ってするかな?」と考え直すのもいいかもしれません。それでは。

WRITERこの記事を書いた人

山田

大阪オフィスからお客様のサポートを行います。 サーバー関連の業務なども従事しています。

大阪オフィスからお客様のサポートを行います。 サーバー関連の業務なども従事しています。

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