2018.05.14 Mon

【Webのトレンド】業界初心者が語る、Webの今までとこれから

 

 

はじめまして、4月から新卒採用で入社いたしました、福薗です。
大学では教育を学んでいましたが、ご縁をいただき、憧れのWeb業界に飛び込んで参りました。
まだまだ未熟ですが、先輩方にご指導をいただきながら一歩一歩前に進んでいます。

そんなWeb業界初心者の私。
Web業界と言いますが、そもそもWebの意味も正しく理解しているか怪しい…

そんな私に、衝撃が走りました。
入社2日目の研修中のことです。
講師の方のスライド画面に表示されたのです。

『Web3.0』

…Webに、数字が付いてる……

この数字の意味をちゃんと講師の方に教えていただきました。
自分で調べた分も合わせて、ここにまとめたいと思います。

そもそも“Web”とは

Webとは、WWW(World Wide Web:ワールド ワイド ウェブ)のことです。
インターネットやイントラネットで標準的に用いられるHTML文書などを利用したシステムで、文字や画像、動画等を簡単に扱うことができます。

Webのトレンド

ファッションやメイクにトレンドあるように、Webにもトレンドがあります。
Webの後につく数字はトレンドのバージョンを表します。
現在はWeb3.0の時代です。
ここに至るまで、Web1.0、Web2.0と変遷を辿ってきました。

では、それぞれの時代は具体的にどのようなトレンドだったのでしょうか。
ざっくりと見て行きたいと思います。

Web1.0(1990-2000)

1990年、計算機科学者のティム・バナーズ=リーがWebの仕組みを考案し、紙や新聞で伝えていた情報をインターネット上で発信することができるようになりました。
Webの誕生です。

形としては、Yahoo!に代表されるように特定のサイト(ポータル)に情報が集積されます。
したがって、この頃は現在のように誰もが情報を発信できるわけではなく、Webの仕組みを扱える限られた人しか発信源となることができませんでした。

この時代をざっくり表すと、
Web1.0=一方向(マスメディア)の時代
ということになります。

Web2.0(2000-2010)

2000年代になり、BlogやSNSなど、今まで受信者だった一般の人たちが情報を発信する仕組みができました。
個々人が情報を発信できるようになりましたが、その情報を受信者が受けとるという二次元的な構図はWeb1.0の時代と変わりません。

この時代をざっくり表すと
Web2.0=双方向(ブログメディア)の時代
ということになります。

Web3.0(2010-2020)

2018年現在はWeb3.0の時代の最中にいます。
刻一刻と変化するWebの状況を定義づけするのは難しいですが、こちらもざっくり表すと
Web3.0=多方向(ソーシャルメディア)の時代
といえます。

今まではひとつの大きなサイト(ポータル)に情報が蓄積される形でしたが、Web3.0の時代では大量の小さな情報を異なる形で集積するようになります。
暗号化技術の発達により個々人のセキュリティは暗号化され、情報は許可ごとにケースバイケースでのシェアが可能となりました。
具体的には、Facebookで行われているように、個々人の情報(誰と友達になった、何を買った)が自動的にと取りまとめられ、提供されます。
大きなポータルに集権されていた情報の所有権を個人がもつことができるようになり、個人の所有する情報は個別の許可ベースにより共有されるようになります。

このように個々人が発信者となり受信者となる現在、発信と受信の関係が曖昧となり、今まで二分的だった構図は相互に、多方向に矢印をもつようになりました。

Web4.0(2020-)

Web4.0はどのような時代になるのでしょうか。
今の時点では

Web4.0=AI(人工知能)が実現されたウェブの時代

が到来するのではないかといわれています。

まとめ

Webにはトレンドがあり、

Web1.0=一方向(マスメディア)の時代
Web2.0=双方向(ブログメディア)の時代
Web3.0=多方向(ソーシャルメディア)の時代
Web4.0=AI(人工知能)が実現されたウェブの時代

という流れを汲んでいるということを語って参りました。

これからは、AIと向き合っていく時代となるようです。
現在でもAIの技術の進歩は日々目覚ましく、AppleのSiriやAmazonのAlexaなどAIは身近なものになりつつあります。
便利になる一方、ブラックボックス化により人間がAIの思考回路を理解できなかったり、2045年にはついにはAIが人間の知能を超えるという予測がされていたりと、AIが人間を支配するという可能性に、私は少し、恐怖を覚えます。

それは一方では効率的で人間に負担のない、ポジティブなものです。
しかし一方で、その状況の中で、人間の存在意義を思うと不安になります。

Webの仕事に就いた今、自分の仕事の意義とは何か、自分はどう立ち回れば良いのか、よく考えたいと思います。

WRITERこの記事を書いた人

福薗奈都美

前職はカメラマンです。 現在はプログラマーライフを疾走中です。

前職はカメラマンです。 現在はプログラマーライフを疾走中です。

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