みなさん、こんにちわ。
ジーニアスウェブの志々目です。
ネットサーフィンをしていると、見覚えのあるバナー広告に追いかけられるということが多々ありますね。これはサイト訪問者を追いかけるタイプの広告になりますが、YahooやGoogleはサイトの閲覧履歴から私たちの年齢や性別、興味関心に関する情報を持っています。
今回は、そんなユーザー属性を利用して、より成約見込みの高いユーザーからのお問い合わせを増やすポイントをご紹介させていただきます。
ちなみに、こちらのリンクにアクセスすると、(Googleに)自分の情報がどの程度知られているのかを見ることが出来ます。ご興味がある方は試されてみてください。
ユーザー属性の確認方法
■GoogleAdwordsは管理画面から
■YDNの場合は、以下レポート機能を使います
■ディスプレイ広告を出稿されていない方は、GoogleAdwordsのディスプレイプランナーから、およそのユーザー属性を見ることが出来ます
ユーザー分析を行う際にチェックするポイント
ポイント①
「一番とりたいユーザー層からのお問い合わせが来ているか?」
特に、採用関係の広告を出している場合や、リピーターにつながるユーザー層からの問い合わせを増やしたいという場合には、クライアント様からのヒアリングとペルソナの情報をもとに、成約率の高いユーザー層の獲得が出来ているかを確認します。
ポイント②
「広告とユーザー属性を絡めて見てみる」
CPAが悪く、あまりCVがとれないバナー広告でも、特定のユーザーには反応が良い。ということもあります。
こういう場合は、ユーザー層を絞り込んで出稿することでCPAが良化する場合がありますので、配信を停止する前に一度確認しておくべき項目になります。
ポイント③
「コンバージョンが取れているサイトと、ユーザー属性の関係」
こちらについては、あらかじめユーザー属性を絞り込んだキャンペーンを生成する必要があり、そのうえで広告が表示されてコンバージョンが取れたサイトを確認していくことになります。
コンバージョンが取れているサイトの特徴と、ユーザー層の両方が分かると、ソーシャル広告に出稿する際のターゲット設定にも役立ちます。
まとめ
ここ数年で、ユーザーが利用するデバイスや、媒体が多様化し、一体どこに広告を出せば効果が見込めるのか。正解が見えづらくなっていると感じています。
ただそんな中でも、ひとつ言えることは、ユーザーを軸に考えていれば対策は取れるいうことです。
ディスプレイ広告は、柔軟なターゲティングを行った上で広告を出稿することが出来ますので、結果として随分細かいデータを見ることが出来ます。
ソーシャル広告のように高度なターゲティングが可能な媒体へ出稿する場面でも、実績のあるデータとして利用できます。
ユーザーに関するデータを整理し、どの媒体でも上手く当てはめて使いこなすことが、今後ますます求められていくでしょう。
今回ご紹介したユーザー分析から成約率の高いユーザーを集める方法は、比較的取り組み易い内容になりますので、是非実践していただきたいと思います。
それでは。