暖冬なんて嘘だ。南国なんて嘘だ。
世の中嘘ばっかりですね。
かく言う、私も嘘をついています。
よく通う定食屋のお母さんは、私を大阪府民だと思い込んでいます。
大阪良いとこですよねぇ、ほんまですかぁ?なんて。
…兵庫県民です。帰るまでには伝えます。香川です。
今回のテーマは、”ホームページリニューアル前の準備”についてです。
前回、”今求められるホームページ”についてお話しをさせていただきました。
古くなった「ホームページを活用しよう」、というような内容です。
前回の記事はこちらから→2016年版 中小企業に求められるホームページ
さて、記事を読んだ読んでないに関わらず、ホームページリニューアルを進める際、いくつか先に考えなければならない問題があります。
今回は、その辺りについてお話ししたいと思います。
「考えなければならないこと」だど、少し抽象的な表現すぎますよね。
構成だったり、デザインだったり、考えなければならないことは山積みです。
しかし、これら製作について熟考するのは、あくまでも制作側であって(ある程度のイメージは必要ですが)、ホームページのオーナーではありません。
それでは、オーナーが考えておかなければならないこととは何でしょうか。
ホームページのオーナーである企業(クライアント)側が考えなければならない重要な要素をご紹介いたします。
ホームページのオーナーが考えなければならない3つのこと
1)ドメインの選定
まずは基本的なことからですが、決めておかなければならないこととして、ドメインをどうするのかということがあります。
ドメインとは、いわゆる住所のことで、お客様がアクセスする為のURLのことです。
これまでのホームページに使用しているドメインを新しいホームページではどう扱うのか、ということですね。
「一から全て出直したい」という場合を除き、SEO的な要素として「これまでのデータを引き継ぐ」という意味で、ドメインは変更しない方が良いのではないでしょうか。
つまり、同じドメインを使用して、ホームページの中身だけが変更されるということですね。
ドメインを変更しないということは、現在公開中のホームページ表示した状態で、裏で製作を進めなければなりません。
2)サーバーの選定
次に、サーバーをどうするのか?という問題です。
「月額費用が高い」、「管理が煩わしい」などの不満があればせっかくの機会なのでサーバーを変更するのも一つの手です。
しかし、これがまた厄介な問題になります。
サイトの引っ越し、つまり、”移管”が必要になってきます。
ドメインはそのままでサーバーを変更するという作業は、DNS(ドメインネームサーバ)の変更手続きを行わなければならないということになります。
何件か案件をこなすことで覚えはしたものの、中々骨の折れる作業になります。
これら一連の移管に伴う作業手順については、またの機会にお話しします。
ただ重要なこととして、サーバーやドメインによって手続きの内容が変わってきますので、移管の申請からDNSの変更まで数週間かかるということは念頭に置いていただきたいと考えます。
3)ゴールの選定
最後に、何よりも大切なこととして「ゴールをどこに設定するか」ということを決めておかなければなりません。
ホームページから集客する上でのゴールとは、”お問い合わせ”なのか、或いは”資料請求”なのか、”申し込み”なのか…。
大きく分ければ、”ワンステップビジネス”なのか、”ツーステップビジネス”なのかということですね。
文字通り、「一回で直接商品・サービスを販売するビジネス」なのか、「商品・サービスの販売前に問い合わせや相談などを挟むのか」ということです。
「成約率が高い方」と問われれば、当然ハードルが低い方、つまりツーステップビジネスと答えます。
しかし、それだけでは売上という形に直結する訳ではありませんので、どちらが正解かなどということはありません。
言い換えると、どちらも用意しておいた方が良いということになります。
ゴールは、一つである必要はないのです。
やみくもに、「数撃ちゃ当たる」なんてことは言いませんが、考えられた上でのゴールであれば、複数用意したが良いでしょう。
まとめ
もちろん、制作側である我々が考えなければならないことは無数にあります。
しかし、今回お話しした内容は、オーナーが最初に決めておかなければならない最低限の重要な問題であるということがご理解いただけたのではないでしょうか。
途中で進路を変えることは、スケジュールのズレ込み、ひいては機会損失を招きます。
どのようなホームページにしたいのか、もう一度じっくりと考えたらリニューアルを進めてまいりましょう。
その際は、是非私をご指名ください。
新規製作請負人とかやってます。
それでは。