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ABテストが重要なのはランディングページだけじゃない。Instagram広告で行ったABテスト4つの事例


みなさんこんにちは。
ジーニアスウェブの加藤です。

お客様のホームページやランディングページを反応の取れる良いものにするために、日々ABテストを行い効果計測を行います。

メインビジュアルを変更したり、コピーや写真を変更したり…etc

ランディングページにおいてABテストを行う事は重要ですが、広告運用においてもABテストを繰り返し、より「多くのユーザーをページへ誘導するため」の効果的な打ち出し方を検証します。

今回はInstagram広告のバナーを使って検証してきたABテストをご紹介をしたいと思います。

どちらのクリエイティブが優れているのかどうか、つまりユーザーに響いているのかを見る「クリック率」を指標に見て行きたいと思います。

コピー:なしvsあり

【結果】
A コピーなし:0.31%
B コピーあり:0.94%

コピーありの方が、なしより約3倍クリックされました。

Instagramは写真が命ですが、コピーを加えるとクリック率は上昇する傾向にあります。
文字量の規定の範囲内で、コピーを加えてもうひと押しすると良いと思います。

フォーマット1:1枚画像vs複数画像

【結果】
A 1枚画像:クリック率 1.25%
B 複数画像:クリック率 0.78%

結果は1枚画像に軍配が上がりました。

当初は、ビジュアルを沢山見せれるため複数画像(カルーセル画像やスライドショー)の方が良い数値を出すだろうという予想だったため、正直予想外の結果です。

フォーマット2:1枚画像vs動画

【結果】
A 1枚画像:クリック率 1.55%
B 動画:クリック率 0.61%

業種は住宅・建築業になり、TOPページに誘導するものとして、1枚画像と動画を用意しました。
こちらも1枚画像に軍配が上がりました。1枚画像強しです。

外観vs内観

【結果】
A 外観:クリック率 0.95%
B 内観:クリック率 0.64%

こちらも住宅屋さんの例になります。
外観のものと、内観のもの2つを用意し、どちらもコピーありで走らせました。

内観のお写真も写真映えのする綺麗な写真を選定しましたが、結果は外観に軍配が上がりました。
媒体によっては2倍近く開きがあるものもありました。

住宅系の広告を運用する際は外観の写真を中心にクリエイティブを回すのが良いと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
テストをしてみると予想通りな結果もありますが、意外な結果が出る事が多かった印象です。

これまでの検証の結果、Instagram広告においては「1画像+コピーあり」のバナーが1番クリックされるという結果になりました。

ページにおいても広告においてもABテストは当初の予想を裏切る事が多くあります。
実際に検証を行い感じた事は主に下記の事です。

1、どちらが良いかはやってみないとわからない。
2、主観による思い込みは一番の敵。
3、ABテストを笑うものはABテストに泣く。

ABテストに終わりはありません。
上述した他にも色んなパターンで試していきますので、事例がたまりましたらまたご紹介したいと思います。

それでは。