——未熟な最適化は諸悪の根源だ。
どうもこんばんは、学生時代のアダ名は「佐竹」です。デザイナーの佐谷です。
今日は自分が実感した、「未熟な最適化」の話です。
そもそも最適化ってなんでしょうか?
最適化(さいてきか、Optimization)とは、関数・プログラム・製造物などを最適な状態に近づけることをいう。具体的には次のような操作を意味する。—wikipediaより
wikiってみました。もはやお得意になりつつありますね。
「最適な状態」というのは場面によって様々ですが、今回は「ウェブサイトの最適化」について体験談をふまえて書こうと思います。
ウェブサイトの最適化をするうえでやってはいけないことは、微調整ばかりに目を向けて「改良」を行うことです。もちろん改良を繰り返せば、少なくとも現状よりは良くなると思います。
しかし、改良ばかりを繰り返していると、「探求」をしていれば見つかったはずの最善の解決策を見逃してしまう恐れがあるのです。
ウェブサイトにおいて「探求」とは、そのサイトの根本を見直すことだと思います。全く違う視点からアプローチしたり、ボトルネックを突きとめることが必要です。レイアウトやデザインを劇的に変えて試し、そこから改良を行うことで最大の効果を得ることができるのです。
先日あるフィットネスのウェブサイトのコンバージョン(無料体験のお申込み)を上げるために、ページの改善案を作成していました。しかし、自分が作成したものは、単なるページの「改良」であって、「探求」とはいえないものでした。
上司からも指摘を受け、ニーズがどこにあるのか、ターゲットはどの層なのかを考え直し、レイアウトやコンテンツの内容を劇的に変えました。実は明日、作成した資料を元に提案を行います。この提案が通った暁には、ページ化して反応を見る日が楽しみです。
「第一に探求、第二に改良」を肝に命じて、これからもウェブサイトの最適化を目指します。
このブログでまた良い報告ができるように、明日頑張ってきます!