こんばんわ。香川です。
先日、弊社主催のセミナーに参加してきました。
どんなセミナーも刺激があって良いですよね。
今回は”セミナーで盗んだ技術”についてお話ししたいと思います。
セミナーの最重要ワードである”お客様の声”。
セミナーに参加されていた方もそうなのですが、多くの企業が”お客様の声”をWebサイトに掲載されています。
一昔前は、キラーコンテンツであり、今日では必須項目となった重要コンテンツですが、一体どれほどの効果を生み出しているのでしょうか。
数値として現れていますが、実際には「それほどの効果を生まなくなってしまった」というのが現状です。
では、どのようにすれば効果を生み出せるのか?
詳細は、先日の佐谷氏による記事「お客様の声をどのように掲載するべきか」をご覧ください。
今回は、ゲスト講師である株式会社カスタマワイズの村中様が話された内容を少しご紹介したいと思います。
日本で唯一、「顧客事例(事例広告)」の制作、コンサルティング会社を経営されている村中氏のお話しだけあって、説得力がありました。
”お客様の声”に必要な心得と小技集
まず一番に重要なことが”誰に読んでほしいのか”ということを強く意識することです。
そして、あくまでも、”文章を読む人は少数である”ということも頭に入れておかなければなりません。
その上で、下記の小技を実践することで、効果のある”お客様の声”と成り得ると講師は言っておられました。
・疑似体験させること(自分と重なる部分を提供する)
・役立つ情報であること(娯楽でなく実用的でなければならない)
・写真は文章の一部だと認識すること(具体的にイメージさせる)
これらの内容は、相手が法人であろうが、個人であろうが変わりません。
どんなに文章が苦手でも、自分と似た人の話や、不満、希望などが重なり合えば読んでくれるものです。
そうすることで、”お客様の声を読んだ人にしかできないような質問”が増えたそうです。
”お客様の声”は嘘でも本当でもない?
キラーコンテンツとなり得ない理由として、ユーザー自体が賢くなり、疑いの目を持っているということが挙げられます。
”やらせ”のように思われてしまうのです。
では、何故やらせと思われるのか?
その原因の一つに、”質問(インタビュー)の仕方が下手”という課題が見つかりました。
あなたがお客様自身と置き換えるといかがですか?
そもそも善意がないと出来ないことですが、それでも「面倒くさい」「傷つけたくない」「適当に良いこと言っておこう」と思うのが普通だと思います。
これが信頼性の欠如に繋がってしまうのです。
そこで大切なのは、”仮説を持って質問する”ことです。
行動には、合理的な心情と因果関係があるのです。
(仮説例)出会って1ヶ月で結婚したカップル
→よほど相手が良いと感じた、一刻も早く結婚したかったなど…
このように仮説を立てつつ、心情を確認する(感想を聞く)手法を用い、”つなぎ”を意識してインタビューをすることが大切です。
その他にも、具体的なテクニックが知りたいという方はご連絡ください。
いや〜やっぱりセミナーって勉強になりますよね。
そして、学んだものをアウトプット(外部に吐き出す)することでさらに身になりますよね。
今後も続けていきたいです。
それでは。