それでは、どこに基準を置き、ターゲット市場の選定 セグメンテーションをしていけばいいのか。
このセグメンテーションは、製品・サービスによってそれぞれ最適な方法が変わってくるのです。
消費財市場の主要なセグメンテーションの軸を見てみましょう。
【地理的軸】
地域・都市規模・人口密度・気候
【人口統計的軸】
年齢・性別・家族数・家族ライフサイクル・所得・職業・学歴・社会階層
【心理的軸】
ライフスタイル・性格
【行動面の軸】
購買機会・追求便益・使用者状態・使用頻度・ロイヤリティ・購買準備段階・マーケティング感受性
このように4つの大きな軸として分けられる。
これらを的確につかむためには、日頃より様々な媒体や読み物など、社会を観察し鋭い洞察力や観察力もいるでしょう。
ときには、統計数字をチェックし、マクロ的な視点をもったり、ときにはその土地へ行き、その地域の特性を掴むことも必要です。
また、人間の本質をとらえ、予測する感受性も必要なのかもしれません。
企業のマーケティング担当はこれらの能力を日々養っていることは当たり前のこと、
私たちのような制作会社の個人レベルでも必要な要素となっているのです。