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需要の高まるRWDとモバイルファーストインデックス

皆さんこんにちは。有村です。

1年前に、スマホからの検索数が、PCから検索する数を上回りました。

その影響があるのか分かりませんが、Googleが10月に、検索結果の表示順位についてスマホページを基準に評価すると発表がありました。
(モバイルファーストインデックス)

この使用は数ヶ月後ということで、開始時期については不明ですが、PCサイトのみのサイト等は検索順位に大きく影響を及ぼしそうです。

 

モバイルファーストインデックスでは検索順にスマホサイトの評価が影響


これまでの検索順位は、PCであってもSPであっても、評価されていたのはPCサイトがメインでした。
なので、SPページがある程度悪かろうと、PCページの評価でスマホの検索順位も決定していました。

それがモバイルファーストインデックスではSPページを基準に検索順位が決定します。

モバイルファーストいう言葉は以前よりよく耳にしていましが、今回のアップデートでより意識してサイト製作を行う必要がありそうです。

また、これは確定情報か怪しいですが、PCとSPでそれぞれ違う検索結果が表示されるわけでは無いようです。
あくまで、スマホページで評価して、PC・SP両方で同じ検索結果になるようです。

 

今のスマホページに手を加えないといけないのか?


現状は特に大きな修正が必要となることは無いようです。

例えば、スマホページでは、PCページの内容を省略したり、削除したりすることも有るかと思いますが、それについては、削除した分その削除したキーワードで表示されるのは難しくなるようです。

ページのURLについてもそうで、PCにしか無いようなページは検索で上位に出るのは難しくなるので要注意です。

ただし、スマホページでよく見かけるような、コンテンツをアコーディオンで隠すような表現は、いまのところ問題無いとの事でした。

 

RWD(レスポンシブウェブデザイン)がますます重要になりそうです


今後、特別にスマホ用のコンテンツを作るようなことが無い限り、UA(ユーザエージェント)で振り分けずRDWで作るのが良さそうです。

弊社では10月より2017年の新卒予定のメンバーが一緒に働いています。
経験者は、日本でRWDが流行りだしてから数年立つのでRWDでのデザイン・コーディングも慣れっこでしょう。
しかし、新卒の人にとってはまだまだ難しいようです。

そこで、レスポンシブサイト製作の参考になりそうなサイトをご紹介いたします。
参考になりそうないろいろなパターンやHTMLが確認できます。

Responsive Patterns
https://bradfrost.github.io/this-is-responsive/patterns.html

レスポンシブサイトでいつも困るのがTABLE(表)の表現ですが、見出しを:beforeで表現する方法はこのサイトを見て勉強しました。

 

まとめ


私が担当しているお客様でも、8割以上はスマホを意識して更新を依頼して来るようになっています。
モバイルファーストインデックスの適用により、製作会社ではない企業のWeb担当者にもよりモバイルファーストの考えが定着していくでしょう。

昔は、「スマホ対応をどうしますか?」とヒアリングしていました。
それが今では、デフォルトになりつつあり、
今後は、「PC対応はどうしますか?」と言うようにになっていくのでしょうか?

PCサイトが無くなる事は無いにしても、スマホサイトがそのまま大きくなった様なサイトは増えていくかもしれません。
現にそういうサイトもたまに見かけることもあります。

今後の動向が気になる12月初旬ですが、寒さも厳しくなって来ていますので体調に気をつけてくださいませ。

では。