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レンタルサーバー契約!その前に、知っておきたい特徴~基礎編~

皆様、こんにちは。上野です。

唐突ですが、私は映画が、中でもノンフィクションを題材と作品が好きです。
中でも「奇跡の人 マリーとマルグリット」は一見の価値ありです。
全盲の少女と、彼女への教育こそ使命と献身的に尽くしたシスターの話です。
他者と関わる全ての術を失い、野生児と称された少女が、次第に人間らしさを
取り戻していく過程は、人間の可能性と無償の愛を感じさせる内容でした。

先日、AWSについて受講する機会がありました。
専用のエンジニアが職種として成り立つほどの規模の様で、度肝を抜かれました。
この機会に種類のあるレンタルサーバーについて基礎の部分を振り返ってみようと思います。

〇そもそもレンタルサーバーとは〇

ブログタイトルにもあるレンタルサーバーですが、
ネット上にウェブサイト用のデータを置く場所(サーバー)を
提供するサービスです。
皆様がネットサーフィンでお気に入りのサイトを訪問するときは、
そのデータが保管されているサーバーからのデータを閲覧している状態です。

個人でサーバーを立ててやりくりする方もいらっしゃるようですが、
専門の業者に管理を任せる方が費用・労力的にも負担は減ると
思います。


〇レンタルサーバーの種類〇

一言でレンタルサーバーと言っても、いくつか種類があります。

・共用サーバー(アパート)
・専用サーバー(マンション)

~レンタルではないけど~
・クラウドサーバー(一戸建て)

物件を例えにさせて頂きました。
では、各レンタルサーバーの違いについて説明をさせて頂きます。

「共用サーバー」

1台のサーバーを分割してその一部をレンタルします。
大家さんから、一室を借りている状態です。
他のレンタルサーバーと比べて「安い」「専門知識要らず」というメリットがあります。
デメリットは、「他の区画で問題があった場合、自分も影響を受けてしまう」
「利用できるソフトウェアに制限がある」
物件で例えると、借りた部屋のリフォームが出来ないという事になります。

「専用サーバー」

一台のサーバーを丸っと借りている状態です。
共用サーバーで出来なかったソフトウェアの制限がありません。
管理には専門的な知識が必要になるため、初心者がいきなり…となると
敷居が高い印象です。
物件で例えると、借りた部屋のリフォームが可能(借りた範囲)

「クラウドサーバー」

仮想サーバーを使い構築した状態です。
オンラインの環境があればどこからでもアクセス可能です。
(共用・専用サーバーは「物理サーバー」と呼ばれています。)
支払い方法は、他二つが定額制のみである事に対して、
「従量課金制」があります。

設計、立ち上げから自分で決めることが出来ます。
アパート、マンションでは部屋の広さも決まっていますが、案件と予算に応じて
ちょっとした小屋から大豪邸規模まで自由に決められます。

自由度の高さの理由は、実体のない「仮想サーバー」を使用しているためです。
(共用・専用サーバーは「物理サーバー」と呼ばれています。)

メリットの内容から、察して頂けた方もいると思いますが、
他二つのレンタルサーバー以上に知識を求められます。


〇おわりに〇

個人的には、先ず共用サーバーで基礎を固めて、カスタマイズを加えたい、
仕様の実現が厳しくなってきたら、専用orレンタルへとステップアップが
出来ればと思っています。

今後もサーバーについて実務や学習を通して得られるものを見つけて
皆様に共有させて頂ければと思います。