こんにちは。ジーニアスウェブの山田です。
先日、県外の友人3人を連れて神戸観光をしてきました。全員旅好きなので、勢いで徳島県の鳴門海峡まで足を伸ばして渦潮を見に行くことに。神戸から徳島へは案外近くて、高速道路で1時間ほど走れば到着しました。
私は「思い立ったらすぐ行動」をモットーに生きているので、それに付き合ってくれる友達がいることに、改めてありがたいなぁと思った今日この頃です。
では、今回から3回にわたってセールスライティングについてお話ししようと思います。
まずは導入として、セールスライティングとは何かをご紹介いたします。
セールス担当者という考えを忘れない
セールスライターとはタイプライターを前にしたセールス担当者である
これは広告代理店の社長ジュディス・チャールズの言葉です。
そもそも、広告の目的というのは、人に気に入ってもらうことではなく、商品を売ることです。
作った広告が人に気に入ってもらえたり、面白がってもらえるのは、それはそれで素晴らしいことですが、あくまで広告というものは目標(売上を伸ばすこと)を達成するための手段であることを忘れてはいけません。
具体的な話になりますが、最近テレビで流れている携帯会社のCMはどこもストーリー仕立てになっていて面白いですよね。
桃太郎が出てくるものもあれば、白い犬が喋ったり、ガチャピン・ムックが出演していたりと、ついつい話題にしたくなるCMが多いと思います。
しかし、一般の人に「あのCM面白いよね!」と話をしてもらうことが広告の最終目標ではありません。
広告を作成する人は、先ほど引用した「セールスライターとはタイプライターを前にしたセールス担当者である」という言葉に表れるように、売上増加という目標を常に持つセールス担当者でなければならないのです。
コピーに必要な要素
ここまでで、広告に携わる人はセールス担当者という立場で文章を書かなければならないということがお分りいただけたと思います。
では、商品を購入するように消費者に仕向けるコピーには何か必要でしょうか?
詳しくは今後お話ししていきますが、これら3つの要素が必要だということを覚えておいていただきたいです。
- 注意を引きつける
- 伝える
- 説得する
インターネットにおけるセールスライティング
みなさんもご存知のように、インターネットは、そのスピードやアクセスの容易さ、手軽さ、コストの低さにおいてオフラインのものよりかなり優れています。
しかし、それに伴って、消費者は膨大な量のメッセージや情報に悩まされている現状があります。
そのため、成功するセールスコピーというものは、読み手が常日頃思っていることを理解し、そのニーズや願望、怖れに触れることで、読み手に関係のある話として書かなければなりません。
いかがでしたでしょうか?
セールスライティングのあり方について少しは理解いただけたかと思います。
ということで、次回からはより具体的なコピーの書き方をご紹介していきます。