甘いものが欲しいなー、と思っていたところに、先程マドレーヌを頂いたので・・・おいしくいただきました!スイーツ系女子の岩本です。
自分がしてほしいことを人にもしてあげましょう、とはよく言われますね。「己の欲する所を人に施せ」・・・しかし、してほしいことは皆一緒とは限りません。
人の気持ちを理解したければ、人の視点にたって物事を見ることが大切です。
ランディングページやWebサイトの訪問者にも同じことが当てはまります。しかし、顔の見えないネットの世界。サイト訪問者については知らないことだらけです。では、彼らのことを理解し、彼らの欲しいランディングページを作るにはどうすればいいのでしょうか。今回は、ランディングページ作成時に考えるべき5W1Hについてお話します。
5Wとは、Who(誰が)What(何を)Where(どこで)When(いつ)Why(なぜ)How(どのように)の6つの疑問のこと。ニュースの原稿など文章を書く際には必ず使われるものですが、これらの問いかけはランディングページの訪問者にも当てはまります。
目次/このページでわかること
Who:オーディエンスは誰か?
ランディングページのWhoは、ページを見ている閲覧者のことです。どのような人がランディングページを閲覧しているのでしょうか。Web解析を使えば、訪問者のIPアドレス、彼らが閲覧したページ、閲覧時間、ブラウザの種類、以前にも訪問したことがあるかどうか、などを調べることができます。オーディエンスの層によってページで行う行動も違います。まずはオーディエンスが誰なのか見極めましょう。
What:サイト訪問者は何を達成したいのか?
ランディングページのWhatは、オーディエンスが何をしにページに来ているのかということです。オーディエンスがページにおいて達成したい目的は何でしょうか?ページはその目的に合わせて最適化されているでしょうか?
Where:ウェブサイトのどこでサイト訪問者との交流があるか?
サイト訪問者はどこで自社とコミュニケーションをとろうとするのでしょうか?これは、どのような経緯でサイトに到着したのかどのようなルートを通ってコンバージョンに至るのかとも関わってきます。またサイト訪問者との交流はオンラインとは限りません。サイトにフリーダイヤルの電話番号や店舗で使えるweb限定クーポンを載せていれば、オフラインで交流が起こることもあります。
When:サイト訪問者はいつ決断を下すか?
サイト訪問者が購買や注文などの意思決定をするタイミングは人によって異なります。まだぼんやりと色々見てみたいという人もいれば、初めから明確な意思を持っている人もいます。サイト訪問者に意欲がどの程度あるかにかかわらず、意思決定を助ける情報を用意しておくことが重要です。
Why:サイト訪問者の行動の理由は何か?
サイト訪問者についての詳しい個人情報はわかりませんが、彼らがページで何を感じ取るかは予想することができます。閲覧者の立場にたって、それぞれがページを見てどのように反応するのか、また何が行動の引き金となっているのか考えましょう。
How:サイト訪問者はどのような操作でタスクを達成するか?
彼らはページでどのように動くのでしょうか。これはページのデザインと関わっています。レイアウトや組織立て、重要箇所の強調、テキストコピー、CTAなど、様々な要因が合わさって訪問者の行動に影響を与えています。
この5W1Hは最適なランディングページを作っていくうえで必ず考えるべきものです。サイト訪問者の意思決定を助け、スムーズに目的を達成できるようなページを作るために、是非使ってみてください。