皆さんこんにちは、小野です。
最近少し走っただけで関節が痛くなるんですよね。はい、完全なる運動不足というやつです。
痛くなったときは「あれ?成長痛かな?」とごまかしています(笑)
たまには運動をして若々しく生きていきたいと思います。
さて今回は危険なパスワードを改善するためのポイントをお伝えしたいと思います。
メール、インターネットショッピング、社内ネットワークツールなど使う際「パスワード」は必ずといっていいほど必要です。
インターネットは情報を管理するという面では非常に優れていますが、最近ではパスワードを不正利用した個人情報漏洩や顧客名簿流出などセキュリティ面での悪いニュースが増えてきています。
皆さんは同じパスワードを使いまわしたりしていませんか?
無料会員登録やアカウントを作成する際、共通のIDとパスワードを使ってしまいがちですが、同じパスワードを使いまわすのはとても危険です。
よく使われているパスワードとは?
パスワード管理サービスを提供している米SplashDataのインターネットで多用されている最悪なパスワード【2015年版ランキング】によると1位は「123456」で、2位は「password」とのことで2011年から変わらずランクインされているようです。
このランキングをみると、どれだけの人が簡単に見破れてしまう危険なパスワードを使用しているか一目でわかります。
パスワードを作る際に気をつけたいこと
1.自分に関係する情報を英文字でパスワードにするのはやめましょう。
自分や家族の誕生日、電話番号、名前などは身近な人でもわかりやすい、もしくはわかる情報です。名前+名字や誕生日+名前などいろいろな組み合わせもできますがこういった情報をパスワードに設定すると漏洩するリスクも高く危険です。
2.パスワードは少なくとも8文字以上に設定しましょう。
4桁や6桁のパスワードは簡単に推測できてしまうため非常に危険です。
アルファベット、記号、数字を組み合わせた最低8文字以上のパスワードにするようにしましょう。
何パターンかのパスワード生成をしてくれるサイトがあるのでそちらで作成するのも一つの手段です。
3.辞書に載っている英単語などを設定するのはやめましょう。
ハッカーが辞書にある言葉を片っ端から試してパスワードやぶりをする「辞書攻撃」と呼ばれる悪質な手法があります。
そのまま入力するだけでなく逆さまにしたり(例:apple→elppa)、一部を大文字にしたり(例:apple→Apple)と様々なパターンを実行されることもあるため大変危険です。
4.同じパスワードを使い回すことは危険です。
SNSやネットショッピングで同じパスワードを利用している場合、もしSNS側でパスワードが盗まれると、ネットショッピングのパスワードまで危険にさらされてしまうことになります。アカウントごとに違うパスワードを使うようにしましょう。
5.定期的に変更するようにしましょう。
よくホームページを閲覧する際に【パスワードは定期的に変更するようにしましょう。】などといった注意書きをみたことはありませんか?
「これだったら絶対にばれないし安全だ!」と思って強いパスワードを使っていたとしても、長期間使っていれば漏洩する可能性も出てきます。
まとめ
パスワードを作る際の注意点をいくつか書きましたがいくつものパスワードをすべて記憶するのは大変です。
複雑なパスワードを作ったとしてもログインをする際、忘れてしまっては意味がありません。
最近では強力なパスワードを作成してくれるオンラインツールやスマートフォンのアプリで保管・管理してくれるものもあります。
できるだけこのようなツールを使うことも大切です。
また、下記のサイトでパスワードの重要性をラブストーリー系の漫画で紹介しているサイトがあるので是非見てみてください。
http://www.ipa.go.jp/security/keihatsu/munekyun-pw/slideshow/
パスワード-もっと強くキミを守りたい- : IPA情報処理推進機構
安全で快適に、ネットワーク上でサービスを楽しむために、ご自身のパスワードを見直してみてはいかがでしょうか?