みなさんこんばんは、最近のマイブームは一人鍋!ジーニアスウェブの新人ルーキー佐谷です。
鍋って日本人が生み出した最高の食べ物の一つですよね。
そんなことはさておき、今日は先輩社員からABテストの面白い話を聞いたので、それを紹介したいと思います。
ちなみにABテストとは…
”A/Bテスト(A/Bスプリットランテスト)は二つのバージョンのページ、”A” と”B”、をテストするのに用いられる手法である。ホームページ、製品ページ、FAQといったサイト上に存在する各ページに対して、複数のバージョンのページを用意しテストを行い、もっとも効果の高いページを決定することを目的としている。”
wikipediaから引用
ということです!ほんとにwikiってなんでも乗ってますよね〜。恐れ入ります。
というわけで今回の話はとあるリサイクル業界のランディングページのABテストの話です。
そのランディングページ(スマホ)は弊社で2パターンを制作し、ABテストを行っていました。
■Aパターン
・商品の買取についての流れやFAQなどが詳しく書かれてある
・ページは長いが、充実した内容
■Bパターン
・商品の買取についての詳しい記載がない
・ページが短く、すぐにお問い合わせのボタンがある
さて、どちらのランディングページの反応が良かったでしょうか?
答えは、ダントツでBパターンでした。
実際にデザインを見るとAパターンのほうが良いページのように見えます。(自分はAパターンの方が反応がいいだろうと思いました)
しかし、このランディングページのポイントは「スマホページ」だということです。
Aパターンはコンテンツが充実しているのですが、お問い合わせのボタンがBパターンに比べると下部に位置していました。辿り着くまでに少し時間がかかるし、コンテンツに埋もれてしまっている感もありました。
それに対してBパターンはコンテンツが少ない分、すぐにお問い合わせボタンに辿り着くことができます。また、買取についての詳しい記載がないため、何かを売りたい人は電話をするしかない、という作りになっています。
Bパターンは成約率も圧倒的にAパターンよりも良い結果となりました。
このケースでは、いかにコンテンツを簡略化させて「電話コンバージョンを増やすこと」が明暗を分けるポイントになったといえます。
推測になりますが、何かを売りたい人はたいてい「今すぐ売りたい!」という心境なのではないでしょうか。今回のこの結果は、このユーザーの心理とマッチした結果なのではないかと思います。
ABテストはこのようにユーザーが考えていることを知る強力な要素になりえます!
弊社ではこれからもいろんな側面からABテストを行っていきますので、また面白い結果が出れば報告したいと思います!