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「ブログで何をどうやって書いていいかわからない!」という人のための一番簡単で効果的な記事の構成手順

ソーシャルメディア上に資産を持つとしたら、私はブログから始める。
ークリス・ブローガン New Marketing Labsの創業者

こんにちは。加藤です。

皆さんの中には、ブログやサイトを会社で、あるいは個人的に制作されていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

私も現在、デザインやコーディングの勉強した事をアウトプットする場として自分のサイトを制作し、その中に是非ブログを取り入れようと試みております。

しかし、いざ自分が書くとなった際、「何をどう書いていいかわからない!」といったケースが多いのではないでしょうか?
アクセス数を増やしたいといった数字を伴う目的があればなおさらですよね。

本日はこうした対策の一つとして、ブログの記事の書き方をパターン化してしまう方法をご紹介したいと思います。

訪問者が検索をかける動機って何?


具体的な方法をお話する前に、ブログやサイトを作るという事は見てくれるユーザーが前提にあります。
ですので、まず始めにユーザーが検索をかける動機について理解しておく必要があります。

Googleの検索品質評価ガイドラインの中には、サイト上の記事やページについての評価基準が載せられています。

つまり、このガイドラインの基準に沿ったサイトやページ作る事ができれば、検索エンジンの評価を得られることになるので、一度目を通しておく事をおすすめします。

このガイドラインによると、ユーザーが検索エンジン上で検索をかける際のクエリは3つの種類に大別されます。※クエリとはユーザーが検索したキーワードのことを指します。

1,DOクエリ:取引型

ユーザーが「何かをしたい、購入をしたい」といったような取引を目的としたクエリです。
ex)「ギター 通販」、「譜面 ダウンロード」 etc

行動することが前提になりますので”DOクエリ”とも呼ばれます。

2,KNOWクエリ:情報型

文字通り情報を集めるためのクエリです。ユーザーには「何かについて知りたい、疑問や悩みを解決するための情報を得たい」という目的があります。

ex)「ブログの書き方」、「webサイト おすすめ」 etc

ユーザーの目的は「知る」ことなので”Knowクエリ”とも言われています。

3,GOクエリ:案内型

特定のWEBサイトや具体的な場所を探すためのクエリの事で、 ユーザーには「このサイト、このページにアクセスしたい」というはっきりとした目的があり、ブランド力のある大手企業の公式サイトである傾向があります。

ex)Amazon、Facebook,ブルームバーグ etc

訪問したいサイト行き先が決まっているので”GOクエリ”と言われます。

要はユーザーは検索をかける際、「したい、知りたい、行きたい」の動機に基づくと言うことができるのですね。

1番簡単で効果的な記事の構成:ユーザーの知りたいことを意識した記事・ページの書き方


以上3種類の検索クエリの内、最も多いのが「知りたい」という情報収集型のKnowクエリであると言われており、このユーザーの「知りたいと」というニーズを満たすための記事の構成が鍵を握ります。

このことを踏まえて、1番簡単で効果的な記事の構成を考えてみましょう。

1、共感
記事の冒頭に、発信したいターゲットに向けて、「こういう事ってないですか?」といったように問いかけ、ユーザーに「あるある!」と思ってもらえるような文章を記述する。

今回の記事で言うと冒頭で書いた「ブログって何をどう書いていいかわからないってこと多くないですか?」といったところになります。

2、事実・データを挙げる
次に、伝えたい事に関する根拠を上げます。ここで大事なのは極力「〇〇と思います」といったような主観ではなく、事実を挙げるということです。

今回の記事で言うところの「Googleの検索品質評価ガイドライン」を用いた箇所になります。

3、ユーザーの知りたいことを伝える
最後に、コンテンツに関するユーザーの知りたいこと、伝えたいことを載せます。

今回の記事で言うところの「1番簡単で効果的な記事の構成」の部分になります。

後はこの型で作った記事を量産していきます。

この事を念頭に置いたうえで、自社のサービスについて考えてみると、ブログやLPの記事をどのように書けば良いのかが見えてくるのではないでしょうか?

弊社のブログもこの情報型のように「〇〇の方法」、「〇〇ための3つのポイント」といったように、ユーザーが知りたい事に焦点を当てた記事が多くを占めているのですが、この事はブログだけではなく、コンテンツによっては企業のLPにも応用が効きます。

実際、弊社のクライアント企業も悩みや、課題を解決するためのサービスや情報を効果的に発信するため、ユーザーの「知りたい」を意識したページの作りをすることが多いです。

まとめ


今回は書く前に知っておきたい事など、ブログやページを作成する際の屋台骨についてお話し致しました。

本日お話した記事の構成パターンを利用し、自社のコンテンツに関して、ユーザーの知りたいというニーズに焦点を当てたブログを量産することで、年間数千万円という売上を上げられている企業人や、個人もいらっしゃるように非常にシンプルで効果的な型だといえるのではないでしょうか?

私も自分のサイトを作成し、ブログを資産にするべく奮闘中ですが、自分の発信したいコンテンツを載せて、コーディングやデザインの勉強まで出来て、マーケティングの手法も学べて、実験もできて、なおかつそのサイトを沢山の人達に見てもらえたら、いろんな意味でブログは資産になり得る可能性を秘めていると思います。

次回以降に、これらを元に実際に成果がでた具体例や、ツールについてもふれてみたいと思います。

それでは。