みなさん、こんにちわ。
ジーニアスウェブの志々目です。
以前の記事では、Pinterestの使い方をご紹介しておりましたが、今回は、ビジネスではどう活用出来るか?という視点で見ていきたいと思います。
ビジネスアカウントを使っている企業の例
HIS japanさんの”Hawaii”ボード
ボードの中には、ハワイに関する画像のピンと、自社サイトの画像のピンが混合しています。
この中からピナーが自社サイトの画像のピンをタップすると、
ハワイの旅行プランへ飛ぶようにされています。
ハワイに興味がある、ハワイに行きたいという意識を持ったピナーに対して
アプローチ出来ている良い例ですね。
続いてIKEA USAさんのボード一覧です。
こちらも自社サイトの画像のみではなく、ボードの中にはDIYを行っているピナーの画像が混ざっているものも多数あります。家具だけではなく、DIYの材料となるようなものも販売されているので、
そこのニーズがあるユーザーに対しても訴求しているボードになっているようです。
例えば、以下の画像はコルクボードをDIYしているものです。
ウェブサイトに飛ぶと、コルクボードの販売をしています。
上記2つの会社がピンしている画像は、一般のユーザーがピンしている画像とは見分けがつきません。
ボードの中では、自然な形で自社製品の世界観を作り、自社サイトまで誘導しています。
Pinterestでビジネスアカウントを作る際に参考になりますね。
また自社のボードがフォローされるだけではなく、ピナーのボードもフォローしていますので
ピナーとの繋がりを持つことが出来るのもPinterestの特徴といえます。
ピン自体に追加情報を含めることが出来るリッチピン
アプリ、ムービー、レシピ、リーディング、プロダクト、プレイスといった 6 種類のリッチピンというものが用意されているようです。
ここでは、ビジネスに役立ちそうな3つを見ていきたいと思います。
・アプリピン
アプリのインストールボタンを付けることが出来るようです(現在iOSのみ対応)
アプリを配信されているような会社だと、便利に使えそうです。
・プロダクトピン
リアルタイムの価格、在庫状況、購入先などの情報を含めることが出来ます。
自社製品の販売に有効です。
例えば、以下ようなボードが参考になります。
本当に売りたいものは赤枠で囲っているものですが、どんなコンセプトで洋服や小物が作られたのかが分かるような
昔の女優やモデルの写真・スタイルの画像(青枠)が混ぜられています。
洋服や小物が、それだけで並べられているボードに比べるとブランドの世界観が見えますので、より志向の似たピナーを集めることが出来ます。
赤枠がリアルタイム表示されている箇所です。
商品名と価格、在庫の有無が確認できます。
ウェブサイトへ行ってみると、商品の購入ページになっています。
・プレイスピン
地図、住所、電話番号
地図を載せていた例です。
サイトに行けば見れるといえば見れるのですが、海外の人だと知らない言語が並ぶウェブサイトは
見づらいと予想出来ますので、サイトに行かずに地図が見れるのは有り難い作りだと思います。
最近は海外からの観光客も増えていることを考えると、
海外の人が訪れそうなホテル、レストラン、観光施設は登録しておくことで候補に入る可能性が上がることが推測できます。
まとめ
Pinterestを使用する場面を思い浮かべると、Google検索でなにかを探すときと同じで
特定の何かを探している場合が多いのが特徴です。
商用版ではありませんので、お金をかけて表示回数を増やすようなことは出来ませんが、
フォロワーが増えるような魅力的な写真をコンスタントにボードに追加することで
拡散させることは出来そうです。
米国のみで使用できる機能として、広告向けのプロモートピン(ベータ版)がテスト運用中(2014年5月~)のようですので、期待して待ちたいと思います。
では。