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ユーザーの行動分析に役立つ。GoogleAnalytics「ユーザーエクスプローラー」の活用方法

みなさん、こんばんわ。
今回は、GoogleAnalytics「ユーザーエクスプローラー」を利用して、サイトに訪れたユーザーの行動を分析する方法をご紹介させていただきます。

GoogleAnalyticsのユーザーエクスプローラーとは?

セッション単位で個別のユーザーの行動を分析できるレポート機能になります。

ユーザー >> ユーザーエクスプローラーからご確認いただけます。

クライアントIDは、個々のデバイスやブラウザに対して割り当てられる固有のIDになります。異なるデバイス・ブラウザからのアクセスの場合は、都度生成されますので、同一ユーザーであってもデータがバラけてしまうという点には注意が必要です。

デバイス・ブラウザをまたいだユニークユーザーの行動分析を行いたい場合は、User IDを事前に設定しておく必要があります。設定方法については、後日改めてご紹介させていただきますが、以下のような作業が必要になります。
①アナリティクス側でUser IDの機能を有効にしておく
②トラッキングコードにUserIDを取得する処理を入れておく

それでは、いくつかパターンをご紹介させていただきます。

特定の商品を購入したユーザーの行動を分析する

ユーザーエクスプローラー >> セグメントの追加(フィルタと同じ意味です)>> カスタム >> 新しいセグメント >> eコマース から 商品名でフィルター >> プレビューで確認。

 

特定のクライアントIDから確認する。

大きな部分から見ると、デバイス、チャネル、メディアを確認し、今回のようにデバイスがdesktopで、オーガニック検索の場合は、検索広告をかけることでさらに流入を増やせるかもしれない。といった仮説を立てることが出来ます。

さらに詳細なユーザー行動を把握したい場合は、”すべて展開”から時系列で閲覧ページの流れを確認できます。

LTVの高いリピーターの行動を分析する

セグメントの追加(フィルタと同じ意味です)>> システム >> リピーター

 

収益の高い順にソート

最初の起点となっているデバイス、チャネル、メディア、時間帯、閲覧している商品から、新規客を獲得する際のヒントを見つけます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ユーザー単位の行動分析は、予算をかけてプロモーションを行う前に仮設を立てる材料になりますので、ぜひご活用いただけますと幸いです。それでは。