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初心者必見!一眼レフカメラの基本的なモードと構図について


皆さんこんにちは、小野です。
先日今年初花火を見に行ったのですが、いい写真撮影してやる!とワクワクしながらお祭りに向かったはいいもののカメラを家に忘れてめちゃくちゃ後悔しました、、でも楽しめたから良しですね。
時をかける少女みたいに時間を戻りたいと夢みている20歳です。笑

多くのデジタル一眼レフカメラには基本的に「AUTO」「P」「A」「S」「M」といったダイヤルで撮影モードが選べるようになっていますが、はじめてカメラを触る方はこれらのアルファベットがどういった意味を持っているのか、どのような撮影ができるモードなのかわからないと思います。(私もカメラの勉強をするまでは全く意味がわからずPとAUTOのみ使用していました、、)

また、「いい写真を撮りたいけど構図がわからない・・・」これもカメラ初心者の方ならではの悩みだと思います。
今回は各モードの説明や初心者の方でもすぐできる撮影構図についてご紹介していきたいと思います。

※「絞り値」や「シャッタースピード」といった単語が所々でてきますがわからない!という方は以前ブログ内で用語に関して説明しておりますので是非読んでみてください。

モードの種類

AUTOモード(全自動モード)
名前の通りシャッターボタンを押すだけで色味や露出量を全て自動的に設定してくれるので初心者の方には練習などに最適なモードです。カメラから一番近い場所の被写体にピントを合わせてくれます。このモードでの撮影は一眼レフの扱いに慣れるまでの練習にもなります。

Pモード(プログラムモード)
被写体の明るさをカメラが自動的に判断して絞り値とシャッタースピードを設定してくれる撮影モードです。このモードではISO感度の調整は撮影者が自由に行えるのでノイズを抑えるためにISO感度を低くしたり、ISO感度を触ることでシャッタースピードや絞り値にどのような変化が出るのか勉強にもなります。

Aモード(絞り優先モード)
絞り値やホワイトバランスなどを自由に設定することができます。なんといっても一眼レフを購入して憧れるのが背景ボケした写真ですよね。このモードではそんな憧れの写真を撮るのに最適です。
絞り値の値を小さくするほど背景がボケて大きくするほど全体的にピントのあった写真を撮ることができます。

Sモード(シャッター速度優先モード)
シャッターチャンスを重視する方にオススメのモードで動きのあるものを撮影するのに適しています。
シャッタースピードを速めに設定することで高速で動くものの動きを止めた写真を撮影することができます。あえてブレた感じを残して魅力的な写真を撮ることもできます。

Mモード(マニュアル露出モード)
名前の通り全ての設定を撮影者が設定することができます。
撮影対象の明るさに左右されない撮影モードのため、花火や夜景など暗い場所の撮影に適しています。
ただカメラの自動調整がきかないため一番使いこなすのが難しいモードです。

すぐにできる基本構図

三角構図
写真を始めたら一番最初に覚えておきたい構図です。画面をそれぞれ縦横に三分割し被写体を線の絵や交わる部分にうまく配置すると安心感のある構図になります。
下記の写真は被写体であるはにわがちょうど三本目の線の上にくるようになっています。

日の丸構図
その名前の通りカメラの中心に写真の主役となる被写体を置いて撮影する方法です。
被写体のインパクトが強い場合は強調することができますが弱い場合はどこに視線をおけば良いか分からなくなる構図です。

二分割構図
上下左右を二分割にしてライン上に水平線や垂直線を持ってくる撮影方法です。
海や山、空など風景を撮影するのによく使われる構図で水平や垂直がしっかりとれているかがポイントとなります。

放射構図
画面に放射状に被写体を配置した構図で迫力と奥行きのある写真を撮影することができます。
収束点(=奥に向かって集まる点)をどこに配置して奥行きを表現するかによって写真の印象が変わってきます。

三角構図
この構図は自然風景の中で取りやすく奥行きと安定感が出るのが特徴です。
高さのある建物をとるとさらに上まで伸びているような印象、奥に伸びているものは遠くまでずっと続いているような印象を与えます。

いかがでしたでしょうか?
今回ははじめての方がおさえておきたい撮影モードの説明と構図のご紹介をしました。
この記事を読んでこれからカメラを始めようと思っている方の参考になれば幸いです。それでは。