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Googleタグマネージャ〜三大要素とアナリティクスタグ設定〜

夏の風物詩、高校野球が始まりましたね。
「球児達は汗と泥にまみれてプレーをしているのに、俺は何を怠けているんだ…。」

あの温度差が心地良いですよね。
冷房の良く効いた部屋で、冷やしあめなんかを飲みながらダラダラと観戦したいものです。

失礼は承知の上です。香川です。

今回のテーマも、”Googleタグマネージャ”についてです。


前回は、入門編としてGoogleタグマネージャの初期設定から導入の流れをご紹介しました。
まだお読みでない方は、下記の記事をご覧ください。

Googleタグマネージャ〜初期設定と導入の5つの流れ〜
面倒なタグを一元管理するタグマネジメントの概念について

今回は具体的な「主要タグの設定・登録方法」ということで、”Googleアナリティクスの基本タグ設定”をご紹介しますが、その前に必ず覚えておかなければならない三大要素についてお伝えします。

 

三大要素「タグ・トリガー・変数」


 

◼︎タグ
その名の通り、Googleタグマネージャで管理する「タグ」そのものを指します。
アナリティクスやアドワーズなどで使用した、他のツールが発行した各種タグを登録する際に使用します。

◼︎トリガー
タグに紐付けで利用する「条件」を指します。
「いつ・どのページで配信するか」などの条件を決定します。

◼︎変数
状況によって中身が変わる可能性を含んだ「動的な値」を指します。
初級者にとって、一番難しい要素になります。

これらは、Googleタグマネージャを使用する上で特に重要な要素になります。
上記の三大要素を踏まえた上で、具体的な設定手順をご紹介します。

アナリティクスに限ったことではありませんが、有名な計測ツールであれば入力用のテンプレートが用意されていますので設定はとっても簡単です。

 

Googleアナリティクスの基本タグ設定手順


 

①Googleタグマネージャの管理画面へログインし、設定したいコンテナを表示させます。

手順①

 

②左サイドのタグから新規登録画面を表示させます。

手順②

 

③タグの名前を決定し、プロダクトを選択します。→アナリティクス

手順③

 

④タグの種類を選択します。→ユニバーサルアナリティクス

⑤トラッキングIDを挿入します。(アナリティクスのID)
トラッキングのタイプはページビューで構いません。

手順④、⑤

 

⑥配信するタイミング(トリガー)を設定します。→すべてのページ

手順⑥

 

⑦タグを作成

 

以上で完了です。
「変数」も使用しなかったですし、思った以上に簡単でしたね。

これらの設定を繰り返し、Googleタグマネージャのコードを全ページに貼り付ければ完成する訳です。

まとめ


今回は、三大要素と具体的な設定手順(アナリティクスバージョン)をご紹介しました。
案外簡単なものから難しいものまでGoogleタグマネージャは奥が深いです。

しかし、マスターしてしまえばタグの一元管理が実現できます。
他にも、コンバージョンタグやリマーケティングタグの設定方法など、気が向いたらご紹介しますね。
それでは。