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自作システムと連携 APIを用いた外部からのTwitterの操作(知識編)

皆さん、こんにちは。

ジーニアスウェブ 上野です。

Detroit: Become Humanに魅せられています。
人間に代わり労働、家事に従事するアンドロイドが存在する
近未来のデトロイトで、自我に目覚めた個体が発生。
意思を持ったアンドロイドは、生命か、便利な機械かを人類は問われる。
という内容です。

人間と機械の共存・対立をテーマに扱った物は数多く存在し
使い古された感は否めない中、フィクションなのにありそうな未来設定、
同ジャンル作品へのリスペクトが感じられる内容に真摯なクリエイター達の
姿が見えた気がします。

今回は巷で耳にするAPIについてその利便性から何が出来るかまでを
ご紹介させて頂きます。

この記事では、APIを使って何が出来るかという事に重点を置いて
ご説明させて頂きます。
読者の皆様は、「APIを使うとこういうことが出来るんだ」
と思って頂ければ幸いです。


【そもそもAPIとは、】
今回の話を始める上で、第一に説明をしなければならない項目です。
名称は知っているけど意味まで正しく言える自信が無い方も多いのでは
ないでしょうか。

APIとは、特定のソフトウェアの機能をソフトウェア以外でも使えるように
する仕組みとなっています。機能をシェアするという事です。

ご紹介するTwitterAPIを他システム、ソフトに取り込むとTwitterの機能が
使えるようになるという事ですね。

外部アプリの機能共有もですが、一から処理を書かなくて済むという点でも
優れた機能であると感じています。


【出来る事】
先述した内容と一部重複しますが、自分で作ったシステムに取り込んで使います。
ツイートの取得はもちろん、特定の地域のツイートを集める事、
そのツイートについている画像、いいねの数など大体のデータが取得可能です。

下記サイトに取得する際のパラメータ一覧が記載されています。
自分の欲しい情報を得るためには何のパラメータを持たせれば良いかの参考までに
ご覧下さい。

https://syncer.jp/Web/API/Twitter/REST_API/GET/search/tweets/#section-3
http://westplain.sakuraweb.com/translate/twitter/API-Overview/Tweets.cgi


【取得されるデ―タ】
twitterAPIから持って来たデータはJSON形式で返って来ます。
返ってきたJSONデータの中身は下図のようになっています。

普段の業務で触れている方は、パッと見で何が書かれているのか
分かる人もいると思います。
JSON自体が機械語を人間でも分かりやすく読み取れるよう形式に
記述したデータになっています。ただ、これは人間(エンジニア)を
指した内容であると思っています。

ユーザーの画面上に表示するデータで考えるとどうでしょう。
この内容で表示を行っても混乱するばかりです。


【整形】
私の場合は、「任意のデータを取得し表示を行う」処理をつくるため、
表示時に読み取れる形式に変換する必要があります。
今回は、JSONデータの置換で対応します。

置換作業を行った結果下図のような表示になりました。
レイアウトはともかく、何をもって来たのか把握しやすくなりました。

上記の出力結果の図では、取得したパラメータは以下の内容になります。
・ツイート本文
・ハッシュタグ
・画像(ある場合のみ)
・いいねの数


【終わりに】
今回の記事では、API…中でもTwitterAPIについてご紹介させて頂きました。
システムに携わる者と致しましては、他のAPIの実装を通して複数のソフトから
共通の情報を取り扱うことができる仕組みを制作できればと考えています。
それでは。