2014.04.08 Tue

ドメインの定義の方法・注意点


複数の事業形態をもち、高度に多角化を目指す企業では、事業ドメインよりも、さらに上の概念である「ドメインの定義」が必要となります。
これはさらに抽象度が上がるので、全社的なドメインを定義するには、とても難しい部分があります。

最低限の5つのチェック・ポイントがあるので、この点を注意したい。
(参考文献 わかりやすいマーケティング戦略  著:沼上乾 P259-P265)

●機能的表現

→モノ・技術に基づいた表現ではなく、機能(サービス、あるいは得られる効果)に焦点を当てる

●緻密性

→できるだけ抽象的な表現になることを避け、横道にそれないよう、一定の緻密さを保つこと

●時間展開

→短期的ではなく、長期的な展望を描けるような時間の流れを考慮すること

●資源配分の焦点

→資源配分のメリハリがはっきりしていること

●ドメイン・コンセンサスと夢

→社内、そして社外のも受け入れられ、イメージをしやすいかどうか。また、社内のやるき・モチベーションに繋がるかどうか

以上の5つの注意点から、ブレていないこと最適と言われています。

WRITERこの記事を書いた人

横山祐樹

横山祐樹

株式会社ジーニアスウェブ 取締役 お客様の課題と問題の両方を解決するべく、日々取り組んでいます。

株式会社ジーニアスウェブ 取締役 お客様の課題と問題の両方を解決するべく、日々取り組んでいます。

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