みなさんこんにちは。増田です。
早速ですが皆さんはカメラを自分の趣味にしたいと考えたことは無いでしょうか?
私はあります。一眼レフやちょっと高めのオシャレなデジカメなどを持ち歩き、旅の思い出や家族とのひと時、普段の何気ない景色などを撮影し、思い出として形にできる。
カメラとはすばらしいものですよね。
しかし、いざ撮影をしてはみたものの、何か納得いかない写真に仕上がることも多いかと思います。
その原因は、写真の構図かも知れません。
今回は、写真をワンランク上にする、構図の知識についてご紹介します。
目次/このページでわかること
目次
1.日の丸構図
2.額縁構図
3.サンドイッチ構図
4.トンネル構図
5.三分割構図
6.二分割構図
7.放射構図
8.三角構図
9.対角線構図
日の丸構図
まずはこちら、日の丸構図のご紹介です。
日の丸といえばなにを思い浮かべるでしょうか?そう、日本の国旗ですよね。
真ん中に赤い丸が置いてあるシンプルな国旗のように、被写体を真ん中に持ってくる撮影の構図を、日の丸構図といいます。
一番ベーシックな撮影方法で、扱いやすいのが特徴ですが、単調で飽きやすくなってしまうため、注意が必要です。
額縁構図
続いては額縁構図です。
額縁構図とは、周囲を囲むことで見せたいものを強調する構図です。
額縁と名の付く通り、撮影したい風景などを枠でかこんだものを言います。
サンドイッチ構図
サンドイッチ構図は、額縁構図の派生系で左右もしくは上下を挟み込むことで見せたいものを強調する構図です。
路地裏の撮影などではこの構図になる事が多いです。
トンネル構図
トンネル構図は、周囲を暗くして、中央や見せたい箇所へ目線を誘導する構図です。
上の写真は周りは暗くありあせんが、周りの風景にぼかしを入れて、椅子にピントを合わせているため、自然と椅子に目線が行くようになっていると思います。
ちなみにではありますが、トイカメラなどで周りが暗くなるのをトンネル効果といいます。
三分割構図
画面を3つに分割してスッキリと見せる、グリッドライン構図です。
例の写真では、横に画面を三分割しています。
空の面積を全体の三分の一に抑えることで、写真に安定感が出る構図になっています。
二分割構図
画面を二つに分割して安定感を出す構図です。
左右対称のことをシンメトリーと言いますが、まさにそのシンメトリー構図になっています。
放射構図
奥に向かって狭くなっていく「収束点」というものを作ることで奥行きを出す構図です。奥から被写体が飛び出てくるような躍動感が出ます。
電車の撮影などでお馴染みの方法です。
三角構図
放射構図の派生とも言える三角構図は、被写体で三角を描くように撮影する構図です。
ビル群などを下から見上げるような写真がそれに当たります。
対角線構図
対角線という名の通り、画面全体を斜め一直線に分割したような構図です。
普段は感じられない動きを写真に与えます。
いかがでしたか?
今回は基本となる9つの撮影における構図の紹介をしました。
場合によってはこれらの内幾つかを組み合わせる構図もあります。
写真を撮影する際、何も知らないうちは日の丸構図ばかりになっていたという方も多いかもしれませんが、同じ被写体でも構図を変えるだけで印象が違ってきますので是非、色々な構図を試してみて下さい。
それでは、今回はこれで失礼致します。