こんにちは、ジーニアスウェブの加藤です。
当社では、コーポレートサイトを2017.10.06に全面リニューアルを行い、そのリニューアルに関して、各セクション担当から4回に分けてColumn シリーズで記事をお届けしてまいりました。
<今までのリニューアル記事>
コーポレートサイトリニューアル Column vol.1【なぜリニューアルをしたか?】
コーポレートサイトリニューアル Column vol.2【デザインについて】
コーポレートサイトリニューアル Column vol.3【CMS&コーディングについて】
コーポレートサイトリニューアル Column vol.4【広告側・リマーケティング広告について】
そんなリニューアルコラムシリーズも今回が最終回です。
本日はMAツールを用いたサイトの裏側で行っている施策についてご紹介して行きたいと思います。
使用したMAツール1:ZohoCRM
MAツールに関してはリニューアル前から使用しているZohoを使用しており、サイトの裏側でどのように使用し、役立てているかを順にご紹介して行きたいと思います。
MAやZohoなど、あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、行っている事は非常にシンプルなので、裏側で行っている施策のイメージはして頂けるかと思います。
<オファーのダウンロード>
ZohoCRM内で作成した「お申し込みフォーム」を「オファーのダウンロード」や「お問い合わせ」に設置し、入力された氏名、連絡先などの顧客情報を自動で格納し、追客やリードの育成に繋げています。
<各オファーに設置しているZohoWebフォーム>
<自動で顧客情報を格納>
フォーム内に入力された情報が自動でZohoCRM内に取り込まれます。
使用したMAツール2:ZohoセールスIQ
ZohoSalesIQを一言で言うと、「アクセス解析のツール」になり、「サイト訪問者のアクセス場所」、「訪問ページ」、「訪問経路」などの情報を取得する事が可能です。
<リアルタイムで訪問者のアクセスを把握>
<ZohoCRMとの連携>
ZohoCRMと連携することで、基本情報に加えてアクセス情報を取り込み、訪問者の初回のアクセスページや滞在時間も個人単位で把握する事ができます。
使用したMAツール3:Zohoキャンペーン
Zohoキャンペーンを一言でまとめると、メルマガやサンキューメール、ステップメールを送る「メール送信ツール」 になります。
<Zohoキャンペーン管理画面>
<ZohoCRMと連携>
ZohoCRMと連携を行う事で、例えば特定のオファーをダウンロードされた方のみにメルマガを打ったり、お客様の関心のある情報をお伝えする事が可能です。
以上のように、、顧客情報の取り込みから行動パターンの分析、またその情報に基づいたメールによる情報発信のサイクルをZohoの3つの機能を使用し構築しています。
外からでは見えないものになりますが、裏側ではこうしたツールをサイトと連動させる事で、サイトに訪れた後のお客様との接点を広げる役割を担っています。
まとめ
これまで5回にわたりご紹介してきたリニューアルコラムシリーズ、いかがでしたでしょうか?
サイト構築やリニューアルにおける制作の流れや裏側に至るまでの流れと概要をなんとなくでもつかめて頂けたかと思います。
今後のご参考にして頂ければ幸いです。
また個人的な話になりますが、今回オフィシャルサイトをリニューアルするにあたり、セクションとして担当させて頂いたのはMAツールの導入・構築になるのですが、同時に本プロジェクトのディレクションを行わせて頂きました。
行った主な仕事としては以下になります。
・コンセプトページのライティング
・それを元にしたワイヤーを起こす
・デザイナー、コーダーとの適宜打ち合わせ
・スケジュール調整
サイトをフルリニューアルする上でディレクションをする機会は今まではあまりありませんでしたが、1つのサイトを制作する上では、何人もの人が関わり、何度も打ち合わせと推敲を重ね擦り合わせをしながら進めなければばならず、プロジェクトをまとめるのは大変でもありましたが、やりがいを感じられるものでした。
今後はリニューアル後の反応などを見ながらより良いサイトにして行く事になり、終わりのなき戦いがまた始まります。
来年に向けて自社媒体改善の一環として、すでに新しい取り組みを行っていますので、どこかのタイミングでお知らせして行きます。
お楽しみに!
それではよいお年を!