こんにちは。ジーニアスウェブの山田です。
最近文章を作る機会が増えつつあるので、文章作成の基本「５W1H」をおさらいします。
長文のインタビュー記事をまとめていたのですが、どうにもまとまらない…
そんな時、「5W1H」を使えばあら不思議。文章が格段に読みやすくなります。
また、ブログやメルマガなどの文章でも活用できます。
目次／このページでわかること
文章構築の基礎。「5W1H」とは？
5W1Hとは、以下の疑問詞を指す言葉になります。
中学1年生あたりで学んだかと思います。私にとってはもう昔の話ですね…
01When（いつ）
その商品やサービスをいつ知ったのか？ を指す疑問詞になります。
インタビュー記事の冒頭にある「いつ私たち（の商品）をお知りになりましたか？」「この商品を買おうと思ったのはいつですか」などです。
サービスや商品を迎え入れる前（いつ？）を書くことで、同じ境遇で困っている人を取り込むキーワードとなります。
02Where（どこで）
whereは場所を指す疑問詞になります。
例えば住宅販売を行なっている会社が、お客様にインタビューを取るとします。
その時、お客様はどこでその会社を知ったのでしょうか。
ホームページなのか、見学会なのか、口コミなのか…
どの媒体で知ったのか？ を具体的にしてあげるとより分かりやすくなります。
03Who（だれが）
文字を書く上で大切なのは、誰に文章を読んでもらいたいのか？ 誰向けの商品なのか？ を明確にすることです。
先程の住宅販売を例にあげると、「誰=家を買った人」に当たります。しかし、それが「大家族の3世帯」なのか「若い夫婦2人」なのかでは、文章の内容も変わります。
自分の商品やサービスは誰が対象なのか？ を明確にする必要があります。
04What（なにを）
whatは商品やサービスを指す疑問詞になります。
インタビュー記事では「何を達成したいか？」の意味合いが強いと思います。
住宅販売であれば、「自分の家を持ちたい」「家を作りたい」という願望になります。
お客様やインタビュー記事を読んだ人が、ここに相談するとどういった結果を得られるのか、を説明する必要があります。
05Why（なぜ）
whyはターゲットが「なんの目的で」行動を起こしたかをさします。
なぜ家を建てる・買うことを希望したのか？ 結婚したから、子どもが増えた、成長した、子離れしたから…人によって理由は様々です。
ターゲットがどんな背景でそう思ったのか？ を詳しく書くことで、より読んでもらえる文章になります。
06How（どうするか）
How much（いくら）、How many（いくつ）を含んだ意味になります。
住宅を購入する決め手として、とても気になるのは値段ですよね。
How muchを使うことで、自分にも手が届く！と思ってもらえる文章にする必要があります。
なぜ5W1Hを使うと良いのか？
そんなの分かってるよ〜と思いつつも、普段ちゃんと意識できているのでしょうか。
人に情報を伝える時、自分は1から10まで説明した！と思っていても、情報を省略していることがあります。
例えば、会社の人と話す時に「あれどうなった？」とかってよく聞きますよね。
第三者から見たら「あれってなんだ？」となります。共通認識があると、その言葉を省略しがちです。
また、インタビューを行う時は、すでにサービスや商品を手に入れた状態です。
過去のことを思い出して話してもらうので、その時の状況を鮮明に覚えていることはまれです。大抵の方は忙しい合間を縫ってインタビューの時間を割いてくれていますので、より情報が薄れることになります。
そのため、インタビューをとる側がすべき大切なこととして、
「あなたは、いつ、どこで、何をしましたか？」
「あなたが、行動をおこした相手は、誰ですか？」
「あなたが、そんな行動をとった本当の理由は何ですか？」
導入前どういうことがあったか、決め手はなんなのか、実際使ってみてどうなのか。
それを分かりやすく理解してもらえるために、初めてその情報に触れる人の気持ちで書くことが大切です。
まとめ
インタビューに関わらず、ブログやメルマガなども、コピーライティングが基本です。
人間の心理を深く理解して、言葉でターゲットへ行動を促すためのものです。
そのコンテンツの質によって、紹介するサービスや商品の質に影響します。
5W1Hを当てはめて箇条書きにすることで、情報の過不足に気付きやすくなります。
人に何かを伝えたい時、文章を書く時は落ち着いて、5W1Hを組み立ててから文章を書いていきたいですね。それでは。
