欧州サッカーはプレシーズンの真っ只中ですね。
若手の台頭、また、スター選手の移籍期間でもあります。
電撃移籍情報などがございましたらお伝えしますね。
…え?いらない?どーもどーも香川です。
今回のテーマは、”リダイレクト概念”についてです。
ホームページを製作、またはサイトの管理・運営を行っていると様々なご依頼が飛び込んでまいります。
新規ページの作成、既存ページの削除や移動、またはサイトそのものの引っ越しなどが挙げられます。
その中で、リダイレクトという機能を用いなければならないご依頼が多数存在します。
リダイレクトとは、指定されたURLに対し、自動的に他のURLへ転送させることができる機能を指します。
つまり、「あるページにアクセスしようとした際に別のページへと自動で飛ばす仕組み」のことですね。
とあるサイトにアクセスした際、「サイトを移転しました。新しいURLはこちらです」というようなテキストを見かけることはありませんか?
この時、新しいURLを表示しておいたとしても、必ずしもユーザーがそのリンクをクリックするとは限りませんよね。
クリックされなかった場合を考えると…、機会損失を招く要因となってしまいます。
その為、自動的に旧ページから新ページへ移動してくれるような仕組みが必要になる訳です。
その仕組みこそがリダイレクトなのです。
では、どのようなケースでリダイレクトは必要なのでしょうか?
リダイレクトが必要なケース
・サイト全体の引っ越し・移転(ドメインが変わるサイトの引っ越しの場合)
・サイトのリニューアル(ドメインは同じでも各ファイル名に変更がある場合)
・ディレクトリ転送(ディレクトリ単位での移動の場合)
・1ページ転送(ページAをページBに転送する場合)
・スマホサイト作成(PCサイトと内容が重複する場合)
上記のような場合に、リダイレクトの設定を行う必要があります。
しかし、リダイレクト処理を用いて転送設定を行う訳ですが、正しい知識と手順で行わなければ、Googleからペナルティを受けてしまう恐れがあります。
今回は、覚えておいて損はないリダイレクトの種類をご紹介します。
リダイレクトの種類
まず、リダイレクト設定をどのように行えば良いかという点です。
◼︎「.htaccess」ファイルによるリダイレクト
.htaccessとは、ウェブサーバーのプログラムをディレクトリ(フォルダ)単位で制御するためのファイルのことです。
つまり、.htaccessファイル内に指示を書き込むことで転送設定を行う手法のことですね。
◼︎「metaタグ」によるリダイレクト
レンタルサーバーによっては、そもそも「.htaccess」ファイルが利用できないケースが存在します。
その場合、ページのヘッダー部分(meta要素)でリダイレクト設定をする方法があります。
それがmetaタグを利用したリダイレクト設定です。
上記の2種類の設定方法が挙げられます。
しかし、.htaccessが使用できるのであれば、.htaccessファイル内で設定を行った方が良いでしょう。
何故なら、.htaccess内であれば、ディレクトリ(フォルダ)単位で設定が可能だからです。
1つのファイル操作で多数のファイルやフォルダを制御できるので、各ページに記述する必要はありません。
次に、どのような種類があるのかという点です。
基本的には、転送という意味で使用するのは「301リダイレクト」と覚えて問題ないでしょう。
「301」のステータスコードは、ドメインやURLを恒久的に変更する場合に用いられるものを指します。
つまり、「完全にサイトやページが移動した」ということを表します。
「永久転送」などと呼ばれることもあります。
比較対象として使われる「302」のステータスコードは、「一時的な転送」として扱われる為、使用するケースは少ないのではないでしょうか。
これらは、ユーザーからすると同じ転送であっても、検索エンジンに対してはそれぞれ異なる影響を与えます。
「サイトが移転した」という情報を正しく検索エンジンに伝え、「移転前のサイトの情報が移転後のサイトに受け継ぐ」ことになるのです。
補足として、よくあるステータスコードの一覧も表記しておきます。
・100番台…リクエスト処理
・200番台…リクエスト受理
・300番台…追加処理(リダイレクト)
・400番台…クライアントエラー
・500番台…サーバーエラー
リダイレクトで使用するコードは300番台ということになりますね。
まとめ
ネットで検索すれば、記述方法などはすぐにヒットします。
ただ、「何故そうなるのか?」というような概念を知ることも必要なのではないでしょうか。
最近そんなことばっかり考えるんですよね。
そもそもリダイレクトとは何で、どのような手順でどのような指示をしているのか、それらを伝えたかったんですね。
もちろん、具体的な記述方法も必要ですし、ご紹介したりもするのですが…。
それにしてもブログって難しいですね。
もっとうまくなりたいものです。
それでは。