最近、いきなり寒くなりましたね。
まだ半袖半ズボンで寝ている私にとっては切ない季節になりました。
これまで、様々なライティングや法則をお伝えてしてきました。
今回はテクニックを少し離れ、「短い言葉で訴える、身近なライティング」を学んでいきたいと思います。
身近にあるライティング・・・
例えば、飲食店に行ってメニューを開いて・・・
特に食べたいものが決まっていない時、何を基準に選びますか?
写真はもちろんですが、書いてある説明文もよく読まれるかと思います。
例えば、
「牛乳を使ったカフェオレ」
よりも
「北海道産牛乳を使用した、まろやかカフェオレ」
と書いた方が、味覚、イメージを想像させますよね。
普通のカフェオレよりも、美味しそうに感じます。
短い言葉であなたに訴える、身近なライティングなのではないでしょうか。
メニュー名に魅力を出すテクニックを学ぶ(端的に魅力を伝える)と、他にも応用は効きます。
どんな法則があるのか、まとめてみました。
①人の5感に訴えている
メニューを見ただけで「美味しそう!」と思わせるには、
5感(味覚、視覚、聴覚、嗅覚、触覚)に訴えると一気に魅力が上がります。
・10種類の野菜と果物をじっくり一晩煮込んだカレー
・ほっぺたが落ちる牛頬肉のビーフシチュー
・デミグラスの半熟ふわとろオムライス
カレーは辛いのか、オムライスは半熟なのか、それを伝えてあげる、
料理の過程、口に入れた時、食べた時にどうなるか、のイメージをさせる、
少し文言を付け加えただけでも、その料理がどういったものか?が分かりやすいですね。
嗅覚、触覚はなかなか書くことは難しいですが、味覚と視覚は取り入れやすいですね!
②産地、こだわりを入れる
・朝どれ野菜を使った新鮮サラダ
・宮崎地鶏の親子丼
こだわりポイントや産地を入れることで、料理の価値が高まりますね。
特に健康志向の方には、響くワードではないでしょうか。
「1日10食限定!」などもこだわりのうちに入ります。
「築地直送!新鮮5種海鮮丼(1日10食限定)」
なんかすごい食べたくなりますね。お腹が空きました。
お酒好きなら「お酒に合う」「おつまみに最適」「飲んべえセット」など、
売り出すものによって人物(ペルソナ)を仮定して考えるとより効果的ですね。
③人の個性を出している
メニューの補足として使用されることが多いです。
直接的にメニューの内容を語っているわけではありませんが、キャッチーにすることができます。
「店長オススメ」「●●ちゃんオススメ」などで書かれていることもあります。
私は優柔不断なので、事前にオススメされていると選びやすくなります。
いかがでしたでしょうか?
商品のアピールだけでなく、身近な所にもライティングは活用されています。
今回お伝えしたポイントは、商品を変えるとなんでも適応できます。
ぜひ、飲食店で決めかねた際には説明文を読んで見てください〜。