かなり久々(約1年振り)にブログを書きます。
お盆も空けてまだ夏休み気分がまだ残っていますが、後輩に負けないよう今後は週1本で記事を書いていこうと思います。
ブログ再開早々、卑猥な記事になりますが、是非ご参考ください。
人は見た目で9割決まると言われていますが、ランディングページでも同じような傾向があります。
それでは、具体的な事例とともに解説していきます。
目次/このページでわかること
人は見た目が9割 第一印象メラビアンの法則とは?
メラビアンの法則というものがあります。
話す内容が7%、それ以外の93%は話す内容以外に人の印象を決めるというものです。
簡潔にいうと、人は最初の2~3秒で相手の印象を決めると言われているそうです。
実はこれ、ランディングページにおいても同じようなことが言えます。
検索エンジンや広告をクリックして、一番最初のに見るページです。
3秒で顧客の心を掴み、4秒目で魅力を伝えないといけません。
ここでいう顧客の心を掴むとは、ユーザーのニーズを掴むということです。「何を」「誰に向けて」「悩みを解決する回答」を瞬時に伝える必要があります。
ここでいう顧客の心を掴むとは4秒目で魅力を伝えるとは、「その次を読みたくなる」「商品メリット」「デザイン要素」などが挙げられます。
つまりは、4秒以内に顧客のこころを掴むことが重要なのです。
ここには見た目の良さも多いに含まれます。※意図的にデザインをダサくするときもありますが。
最初から見た目が悪ければ、その後の反応にも直結します。特にファーストビューには顕著に現れます。
いくら内容の濃いテキストが書かれていたとしても、見た目が悪すぎると反応が落ちたりするのです。
ファーストビューの改善だけで反応率が上がる!?
ファーストビューだけを改善した具体例。
WEBデザイナーやグラフィックデザイナーの講座のランディングページです。
ターゲットは「未経験」「WEBや広告業界に就職をしたい人」です。
さらにコンバージョン率を上げたいということで、メインビジュアルに着目しました。
改善前
一定の反応はあったため、0から作り直すまでもなかったのですが、とにかく見づらくありませんか?
キャッチコピーは悪くない。
私が感じた印象が下記です。
- 色や画像の使い方、レイアウトが乱雑で一瞬でわかりにくい
- 不要な要素が多い(下の小さいテキストや電話番号等はここでは不要)
- 単純にデザインが悪い
とにかく視認性が悪く、内容が入ってきませんよね。。
これらを払拭した上で、プラスαを加えました。
改善後が下記になります。
改善後
行ったことはこのようなことです。
■デザインの最適化
- デザインの最適化(色、画像、レイアウト)
- 不要な情報の削除
- 不要なイメージ画像の削除(一瞬で伝わらない画像はいれてもほとんど意味がない、認識しない)
プラスアルファで下記のことを加えました。
■加えた要素
- 「デザイン未経験者でも」というサブコピーを追加
→ターゲットがすべて未経験者のため、不安を排除 - 「年間7万人が受講」を追加
→多数受けていることの証明 - 「デザインソフトの名称」を追加
→未経験者のためソフト名を文字としていれることでわかりやすく
単純にデザインを見やすくして、足りないほんのちょっとの要素を追加しただけです。
これによって、コンバージョン率が約0.5%アップしました。
この改善の施策にはほとんど時間がかかっていません。メインビジュアルを作り直しだけです。
とても簡単です。
見た目をよくするだけでも反応は変わります。
このランディングページでは他にも課題はたくさんはありますが、ランディングページの中で、ファーストビューが一番のボトルネックになっていたため、メインの改善を素早く行うことで、最短で改善を行うことができました。
なぜ、ファーストビューがボトルネックだったのか?
ファーストビューでほぼ決まるといっても過言ではなく、
ここがずれていると、その後すべてに影響することがわかっているからです。
なので私の場合は、ランディングページを改善するときは、まずは下記の3点を見るようにしています。特に重要な箇所です。
- ファーストビュー
- お問い合わせなどのアクション箇所(レスポンスデバイス、コールトゥアクション)
- フォーム
いかがでしたでしょうか。
まずは自社のランディングページの見た目を見直してみるのもおすすめします。
はっきり言います。見た目・第一印象がすべてです。
恋愛といっしょなのです。
中身なんて糞食らえなわけですよ。
間違えました。
中身は後からでいいのです。