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サイトをレスポンシブ化(スマホ表示対応)することのメリット

こんにちは。ジーニアスウェブの増田です。

仕事柄…というわけではないのですが、私はよくネットサーフィンをします。ネットで色んな情報を調べたりして参考のサイトなどを見ている際、気になったことがありましたので記事を書くことにしました。

その気になったことというのは
まだレスポンシブ化(スマホ画面対応)していないサイトをちらほら見かける
ということです。
そこで今回は、今更感はありますが改めて、自社サイトをスマートフォン対応することによるメリットなどについて書いていければと思っております。

なぜレスポンシブ化をするのが良いのか

まずは最初に、なぜレスポンシブ化を行うことが良いとされているのかを書いていきます。
その訳は、
PCよりもスマートフォンからサイトを見られることのほうが多くなってきているから
です。
昨年2018年の5月の段階で、国民の約8割がスマートフォンを所有していることが博報堂DYメディアパートナーズのメディア環境研究所から発表されました。
それによりインターネットの利用も、2017年にはすでに54%と半分以上の割合をスマートフォンが占める調査結果となっています。
現在はこれらの数値よりも増えていることでしょう。
現在、そして今後もスマートフォンからネットでの検索を行う人は多くなります。
その時、スマホの画面表示に対応していないサイトは、せっかく見に来てもらっても、文字が見にくかったりといった理由でサイトから離脱されてしまったりと、デメリットが大きいと思われます。

スマホ画面に対応するための方法

スマホ画面対応化にも、大きく2通りの対処法があります。
どちらもスマートフォンでサイトを見られるようにするための方法ですが、それぞれメリットとデメリットがありますので、その点について説明できればと思います。

【方法1】PCサイトと別にスマホ専用サイトを作る

まずは、元あるサイトとは別にスマホバージョンを別に作るといった方法です。
スマホ専用サイトを作る1番のメリットは、「スマホで見ることに特化したサイトを構築できる」ことが挙げられます。
パソコンでの表示は意識せずに、スマホの画面にだけ対応したサイトに仕上げることができます。
また、IEやedgeなどのブラウザのバージョンや表示崩れを意識しなくても良いため、表示崩れやスライダーなどの動きをつける際にもエラーが出にくい点も魅力です。

この方法のデメリットは、
PC用サイトとSP用サイトの2つが存在することになるため、サイトに更新や修正をかける際には2つのサイトを更新する必要があるので、頻繁に更新をしたりしていこうといったサイトには合っていないです。
また、googleの検索エンジンから評価を下げられてしまう可能性もあります。
内容がほとんど同じサイトが2つ存在すると、googleから重複コンテンツと認識され、検索順位が下がってしまう恐れも出てきます。

レスポンシブ化する

レスポンシブ化とは、別にサイトを作らずに1つのHTMLソースのみで、スマホやipadなどの様々な画面で見られてもサイトの表示を対応させる方法です。
この方法であれば、
・頻繁にサイトを更新や修正する場合にも1箇所変更するのみなので楽
・どの端末や画面サイズで見てもキレイに見れる
・google検索エンジンからの評価も下がりにくい
といったメリットがあります。

デメリットとしては、1つのソースコードの中にPC用とスマホ用のサイトの記述を入れることになるので、若干サイトの表示が遅くなってしまう事があるということ。
あまりこのようなケースはないかもしれませんが、あまりPCとスマホ表示での見せ方を変更できない。(コンテンツの順番
やサイトカラーなどを極端に変えたい場合)ということぐらいです。

現在、PC用のサイトしかないという場合には、
現在のサイトにレスポンシブ化用の記述や対応をする、もしくはサイトをリニューアルすることで対応が可能です。
前者の場合は費用は抑えられますし、校舎の場合はデザインや更新の方法なども楽にすることができます。
それぞれに合ったケースで対応を検討いただければと思います。