2019.01.17 Thu

YahooスポンサードサーチITP2.0対応【導入からチェックまで徹底解説】

皆さんこんにちは、内山です。
2018年11月、YahooスポンサードサーチでもITP2.0の対策がリリースされました。
もう対応されましたか?
本日はその導入と、チェック方法についてご紹介させていただきます!

■概要

Apple社ブラウザー(Safari)のセキュリティ機能強化の影響を受け、スポンサードサーチのコンバージョン計測が正しく行われない可能性があります。
そのため、コンバージョン計測の補完として、Yahooスポンサードサーチでは「サイトジェネラルタグ」の導入と「自動タグ設定」の提供が推奨されています。
※Yahooディスプレイネットワークに関しては、まだ対策が公開されていないようです。

■手順

①自動タグ設定をオンにする

スポンサードサーチ管理画面から、「アカウント管理」タブを開く。
アカウント名より左の「確認」ボタンをクリック。
その他の情報欄の、「自動タグ設定」をオンに変更する。
※デフォルトはオフになっています。

②対象LPの全ページに「サイトジェネラルタグ」を導入
広告のリンク先のLP全ページに下記タグを導入します。
サイトジェネラルタグの読み込みがなるべく確実に行われるよう、HEAD開始タグ直後の設置が推奨されています。
ちなみに、GoogleタグマネージャーのカスタムHTMLでも導入可能でした。

<script async src="https://s.yimg.jp/images/listing/tool/cv/ytag.js"></script>
<script>
var ycl_prefix = location.href.indexOf('prefix=a') > -1 ? 'a' :
location.href.indexOf('prefix=b') > -1 ? 'b' : 'c';
window.yjDataLayer = window.yjDataLayer || [];
function ytag() { yjDataLayer.push(arguments); }
ytag({"type":"ycl_cookie", "config":{"ycl_cookie_prefix":ycl_prefix}});
</script>

以上で導入は完了になります!

■タグの動きをチェックする


タグの動作チェックにおいて、確認する項目は二つです。
①アドレスバーに表示されるURLに【yclid=YSS.xxxxxxxxx】の記述が記載されているか
広告をクリックし、リンク先に飛んで表示されるアドレスバーのURLを確認します。
URLのおしりに【yclid=YSS.xxxxxxxxx】の記述が記載されていれば問題ありません。
こちらは自動タグ設定をオンにしたことで付与されるパラメーターになります。

②Cookie情報に【_ycl_c_aw】がついているか
リンク先にアクセスした際に、Cookie情報に【_ycl_c_aw】が残っていればOKです。
ブラウザの機能でCookie情報を確認しても良いのですが、Chromeブラウザの場合は『EditThisCookie』という拡張機能を使うことで簡単にチェックすることができます。
こちらからダウンロード⇒EditThisCookie

対象のWebページで『EditThisCookie』のアイコンをクリックするだけで確認できます。
Cookieの削除も出来るのでとても便利です!
チョコチップクッキーのアイコンが目印です。ぜひ一度お試しください。

いかがでしたか?
ITP2.0対応はCookie情報が関連する内容になるので、ちょっと手間がかかってしまいますがチェックまでしっかり行うことをお勧めします。
また、1つのドメインに対してアカウントが複数ある場合は少し複雑な対応が必要になりますので、自分の構成にあった対応を行っていきましょう。
それでは。

WRITERこの記事を書いた人

内山

宮崎オフィスで広告運用を担当しています!

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