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リスティング広告において競合が多いビジネスで知っておくべきこと

みなさん、こんにちわ。ジーニアスウェブの志々目です。

さて、今回は「リスティング(検索広告)において競合が多いビジネスで知っておくべきこと」について、ご説明させていただきます。

競合が多いとクリック単価が高騰する要因
クリック単価が高騰する原因は競合の存在が大きい場合がほとんどです。
この10年間でリスティング広告(検索広告)は広く普及し、それに伴い競合も予想以上に多く存在するケースがあります。

検索広告を出稿する目的は広告が表示されることではなく、お問い合わせや購入(コンバージョン)の数を上げることありますので、広告がクリックされることが重要となります。よく検索広告で掲載順位を気にするのは、まずは検索した人の目に入りやすい位置に広告を表示し、クリック後に自社ホームページに来てもらいたいからということになります。

広告掲載順位 = 広告ランク順

広告ランク    = 入札単価 × 品質スコア

※入札単価・・・   キーワード単位で設定できる
※品質スコア・・・  クリック率(約6割) や 検索キーワードと広告文の関連性、ランディングページの品質を加味してGoogle、Yahooさんが決められる

上記の内容から、広告ランクを上げるには、入札単価と品質スコアを上げる必要があることが分かります。

入札単価については、広告運用者が上げ下げ出来るのものですが、品質スコアはこちら側で操作できないので、クリック率を上げていく(検索キーワードと広告文の関連性を上げる)等の対応をとります。

いずれにしても、競合が多い場合は広告ランク上位に表示したい相手が大勢いるという状況になりますので、品質スコアを上げる対応を取る&入札単価を上げざるをえないということになります。

クリック単価が高い場合は、他の手法も試してみる

ひとつ、リマーケティング・リターゲティングと併用してFacebook広告を出稿してみるということが考えられます。

リマーケティング(Google)、リターゲティング(Yahoo)は、GoogleとYahooで呼び方が違いますが、内容は同じで一度自社のホームページを訪れたことがある人がGoogleやYahooの関連ページを閲覧している際に、テキスト広告やバナー広告として表示させる手法を言います。

一度自社のホームページに来た人というのは、自社サービスや商品に興味を持った人(顕在客)と捉えることが出来ますので、追いかけて訴求することで購入を促すことが出来ます。

しかしこの仕組みは、自社ホームページに訪れたことがある人が対象になりますので、アクセスの低いホームページでは効果的に使うことが出来ません。
そこで、まずは自社ホームページへのアクセスを増やす手段を考えます。

Facebook広告のターゲティング機能を使う
これは特に、定期サービスを提供されているクライアントさんに言えることです。

広告を見ていると「初回のみ半額キャンペーン」という内容をよく目にすると思いますが、定期サービスを提供される場合は、双方にとってお互いのサービスや商品の相性が良いかを確認するという目的でほとんどの企業が用意しています。

実はこの「初回のみ半額キャンペーン」を提供する段階がとても重要で、広く網を張り過ぎると意図しないターゲットから注文が入り、粗利率が低い商品の購入に広告費だけが嵩むという事態になりかねません。

顧客分析を丁寧に行い、リピーターを見込めるお客さんを探す出すことが重要になります。

そういう場面で、Facebook広告のターゲティング機能は最強と言えます。

・年齢を13~65歳まで1歳単位でターゲティングできる
・性別
・職種
・興味のある分野
・既婚・未婚
・地域(特定の地点より1km単位)

かなり精度が高いターゲティングができることが分かると思います。

このFacebook広告のターゲティング機能を使い、ターゲットにしたい人を絞ってホームページに誘導し、リマーケテイング・リターゲティングで追いかけるという方法は、業種によってはかなりの効果が見込める可能性を持っていると思います。

いかがでしたでしょうか。
業種によっては、検索広告&リマーケティング・リターゲティングが絶対ではない場合もあるということが言いたかったのですが、とても長くなりました。
ちなみに、Facebook広告の中でのターゲティングはとても細かく分類できますので、どんな層の人が自社サービス・商品に興味を持っているかを知りたい場合にも有効ですので、まずは少ない予算でどんなことが出来るのか試してみられるのがおススメです。それでは。