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SNS広告を活用して、自社によりマッチしたユーザーの集客に取り組もう 〜Facebook・Instagram広告を中心に行ったイベント集客の運用事例〜

みなさんこんにちは。
ジーニアスウェブの加藤です。

前回の記事ではSNS広告概要についてお話し致しました。
SNS広告を活用してWebマーケティングの幅を広げよう〜SNS広告の概要〜

今回は実際に運用してみた事例を踏まえてその効果や可能性について書きたいと思います。

SNS広告のまとめ

まずは、SNS広告のおさらいから。
検索広告と比較してみると以下のような違いがあげられます。

・検索広告:自社サービスに関連性の高いキーワードを検索したユーザーを自社サイトへ誘導することがでる。いわゆる「今すぐ客=顕在層」にアプローチをかけるため、高い費用対効果が見込める。

・SNS広告:SNSに登録されてあるユーザーの情報に合わせて配信が可能なため、狙ったターゲット層に広告を届けられる。

SNS広告は検索広告のように、キーワードに対して、広告を表示させるものではなく、ユーザーがSNS上に登録している住所や年齢、興味関心などの情報を元にに配信可能なため、狙ったターゲットそうに対して、広告を表示させることが出来ます。

そのため、「認知やブランディング」に関してはSNS広告の方に分があります。

<検索広告とSNS広告のメリット図>

Facebook、Instagram広告の運用事例

それでは、実際にSNS広告を運用する流れをとある住宅屋さんを例に見て行きたいと思います。

今回目的達成のために用いた広告はYahoo!・Googleの検索広告に加え、Facebook・InstagramのSNS広告です。

まずはクライアントの概要と目的に沿った提案内容を以下にまとめます。

クライアントの概要

業種 建築業
商材 戸建て住宅
ご要望 モデルハウス・住宅見学会への誘導
ネット広告以外の施策 チラシ、住宅ポータルサイトの広告

HPやネット広告を活用したゴールは、ユーザーを「モデルハウス・完成見学会へ来場」になり、下の図のように、
広告→HP→問い合わせ・来場予約→来場(ゴール)という流れです。

<広告からゴールまでの流れ>

モデルハウス・完成見学会への来場促進という明確な目的が決まれば、次にターゲットを定めます。

事前ヒアリングによるクライアントの主なユーザー属性をまとめると下記のようになります。

■顧客層(ターゲット)
・年齢は35歳前後が多い
・大手企業の社員と公務員が多い
・自社商圏の半径キロ以内にお住いの方

これらのユーザー像を元に、ターゲティング項目を以下のように設定いたしました。

ターゲティング項目

年齢 25〜45
地域 見学会会場の半径約20キロ

詳細な項目は設けず、年齢と地域の2つで非常にシンプルなターゲティング設定を行いました。

成果報告

肝心な成果はいかがだったでしょうか?

上で述べたように、SNS広告のメリットは狙ったターゲット層に対して広告出すことができ、自社の商材やビジネスモデルによりマッチしたユーザーを誘導する事が可能です。

その証拠に自社にマッチした質の高い顧客を集客出来ているといった声を現場から頂いています。

・「広告を始めてからお客様の人柄の良さが印象に残っています。」

・「ネット告知のみのイベントもはじめてでしたが、こんなに内容が濃い集客は今までなかったように思います。」

・「冷やかし客もなく、建築中お客さんもなく、ドンピシャでこの家はいいという感想がほぼ皆さんです。」

単にイベントに人が増えただけでなく、質の高いお客さんが増えたという点に、SNSの本当の効果が表れています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

次回は運用事例から見るInstagram、FB広告の数値の違いから、SNS広告のそれぞれの特徴をご紹介致します。

自社の商材にマッチした手段を探す際お役立ていただけると思います。

お楽しみに。