初めてブログに投稿します。
妊婦7ヶ月目の近藤です。
最近ぐぐぐっとお腹が大きくなってきて、お腹の中で子供が動くので、自分が妊婦だという自覚が芽生えてきました。(遅いって?w)
芽生えてきたんですが、やっぱりwebが好きで、勉強したい衝動にかられ、お腹がおっきいのにアドテック関西に行ってきましたっ!
明らかに場違いですみません(笑)
私が参加した中から今日は、
トップマーケッターが見るコミュニケーションの本質
についてお話ししたいと思います。
今回の登壇者は
・ヤンマー株式会社 三原真紀子さん
・近畿大学 世耕 石弘さん
・株式会社ケイ・オプティコム 冨田和俊さん
・ダイキン工業株式会社 片山義丈さん
モデレーターは株式会社インフォバーン 谷古宇 浩司さんでした。
最初っから結論
伝わらなければ存在しないのとおなじ。
1番印象に残ったのはこの言葉です。
ケイオプティコムさんの事例
大阪マラソンのスポンサーとして協賛イベントを行っていただが、効果をあまり感じれなかった。
そこで全社員にアイデアを公募し、その中から選び抜かれた2~3案を実施したとのこと。
その中の事例の一つとしてあげていた
「ランナーズ・アイ」。
このサービスはとても面白く、実際につかわれている状況をみたいと思った。
サービスの概要としては
ランナーがタイム計測のために足にチップを付けて走っていることを利用し、
・応援したいランナーの現在地を把握する
・トイレの込み具合
などをネットで無料配信を行うことです。
見学者への配信だけでなく、ウェアラブル端末を使用し、ランナーも同じようにサービスを受けられるというのがすごい!
さらに、サービスとして提供するだけでなく、そのサービスの宣伝活動としてTV番組、新聞広告、HP、広報誌、チラシ、SNSなど様々な媒体を使い告知。
また、著名人や記者に体験してもらい、記事を書いてもらうなど、一般の方の目に触れてもらうため費用を投下した結果、企業ブランドの価値が上がったという。
大切なのは取り組みを行うだけでなく、知ってもらう努力を行うことだと強く感じました。
近畿大学さんの事例
近畿大学さんは他の大学がすることができない手法で広告を展開。特にメッセージが面白いものが多く、インパクトがとても大きかった。
〇例1
近大へは願書請求しないでください。
↓ビジュアルはこちらでみてください。
http://www.kindai.ac.jp/topics/2012/11/-201211511.html
ペーパーレスで、インターネットからのみのエコ出願。
実はペーパーレスは世界のスタンダード。ということも初めて知りました。
メッセージをよみましたが、願書セット13万部は東京スカイツリー3本分の紙の量。
そのうち3万部は印刷したけど、誰の手にも渡らず廃棄されていたと思うと・・・。
たしかに「いかん、なんとかせな・・・」って思います。
共感を誘いつつも、語り方がやわらかく、いやな感じはうけません。
すばらしいですね。
〇例2
養殖に対するイメージ(価値観)を変えてやろうと養殖専門店を作った
↓店舗イメージはこちら
http://www.dynac-japan.com/shop/kinkidaigaku/
養殖という概念の払拭として、養殖マグロの店舗を開店。
お刺身に卒業証書をつけるなど、おもしろアイデアも。
※卒業証書の画像はダイナックさんのサイトをみてください。
天然天然とうたっている世の中に、養殖という新たな風が!
〇その結果
他にもいろいろと紹介いただきましたが、中には皮肉を逆手にとって作成したチラシもあり、どれもインパクト大。
チラシや訴求内容などが世の中で面白いとされ、他の大学ができないことをした結果、知らない間に認知が広まり、その結果志願者数がNo.1になった。
などなど、実例が面白かったですね。
普段関わることのない大手企業も私たちにはみえない、いろいろな問題を抱えながら、社内を納得させ、良いものを世の中に送り出しているんだなと感じました。
まとめ
伝えたい想いをいかにして表現し、お客様に伝えるか。
また、伝えるための努力を行い、あれやこれやと手段を使ってお客様に届けるのか。
いくら頑張って作っても、伝わらなければ意味はありません。
また、見られなくては意味はありません。
伝える工夫、努力を重ねることが大切なのです。
私も「伝える技術」を磨きたいと思います!