今回はメジャーの選手が青木宣親選手ただ1人の参加となりましたが、宮崎県日向市出身ということでそれはそれは頑張って頂きたいという期待でいっぱいです。とにかく勝利の念を送り続けようと思います。
さて、前回から引き続いて今回も広告文についてお話しましょう。
■良い広告文とはどういった広告文か?
今はペットも家族の一員として一緒に避難しますし、赤ちゃんや小さなお子様がいらっしゃる方は特にこういったものに関心を持たれていると思います。こういった点で女性が防災グッズの情報を求めて検索している割合が高いようですが、実際、広告を出す側もそれを意識した広告文作りをしています。
「防災グッズ」の検索結果
どの層のお客さんをとっていきたいかをよく考慮して広告文を作ると、効率よくクリックされてその結果コンバージョンに繋がる良い広告になります。
ここでは販促用ポケットティッシュを例に進めます。街を歩いているとたまに配ってますよね。時にありがたいものでもあります。
「販促 ポケットティッシュ」の検索結果
ティッシュ1つの単価、ロット単価、印刷単価、創業年数、取引社数などなど、、とにかく出せる数字は全部出しとけみたいな感じです。数字以外でもすごく頑張って短い文字数の中に情報を入れ込んでいるのがわかります。これが「候補から漏れない」ための戦略ですが、全部ハッキリ見せていいワケではありません。この市場で求められているものは主に「価格」です。「価格」を軸に検索する人が多いと考えられます。
「2.42円」など明確に単価をタイトルに入れているのは価格への自信の表れです。ここで、自社商品がもし単価2.5円だった場合、ハッキリとその単価を広告文に謳ってしまうと「2.42円」の競合には負けてしまう=「候補から漏れる」ことになります。
お客さんが「価格」を軸にして検索をしているなら、やはり何かしら「価格」について広告で触れてあげたいですね。そうするにはこういった工夫が必要です。実際クリックしてみると、実は2.5円でした、という結果になるかもしれません。でもその先はランディングページの腕の見せ所です。お客さんが2.4円じゃないと買う気ありません、と思っていたとしても、2.5円かかる理由(様々な付加価値)をランディングページでお客さんに教えてあげて、納得させることができればコンバージョンまで持っていくことができます。
ここで注意すべき点は、お客さんへ説明する順番を間違えないことです。ページに飛んだ途端に「2.5円」という文字がバンッと目に飛び込んできたら「なんだ、高いな」と考えてコンバージョンしないままお客さんがそのページから離れてしまう可能性が高くなります。工夫して広告を出すのは大事ですが、ページでどう表現するかというところまで考えて出すことがとても重要にになります。
■最後に
広告とランディングページは密接な関係にあります。良い広告でお客さんを呼び込んで、ランディングページでお客さんの心をガッチリ掴む、といった感じでしょうか。コンバージョンへの入り口となる広告を良いものにできるよう、よく考えて工夫を凝らした広告文を作りましょう。