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失敗する前に知っておきたい広告文作成でよくあるダメなパターン5つ

こんにちは、仕田です。
いよいよお花見シーズン到来ですね!
桜は開花から満開までの日数が10日前後らしいので、こちら九州では今週末あたりがお花見のピークになるのではないでしょうか。ちなみに去年私が行ったお花見は大雨に見舞われ全く楽しくありませんでした。
事前に天気予報をしっかりチェックして、ヤバそうだったら屋内に変更、もしくは中止にしましょう!

さて、今回も広告文のダメなパターンについてお話します。

1. 広告文にキーワードを入れていない


検索キーワードがお客さんの質問であり、広告がその答えです。そうすると、やはり検索キーワードが広告文のどこかに入っている方が好ましいです。

例えば、「着物 レンタル」と検索すると、下図のような広告が表示されます。

・Google

・Yahoo!

◆なぜキーワードを入れないといけないのか?

・検索するお客さんは検索キーワードが入っていると「自分の求めている情報がある!」と思いクリックする

・検索キーワード広告では、検索したキーワードが広告のタイトルや説明文に入っていると「太文字」で表示されるため、お客さんがクリックしやすくなる

 上図の広告をご覧頂いてわかる通り、 GoogleもYahoo!も検索キーワードの部分が太文字になっていますね。Yahoo!の方がハッキリとわかりやすく表示されています。こうすると広告が目立ちますし、お客さんの質問にちゃんと答えていますよ、というアピールにもなりますのでクリックされやすくなり結果的にいい広告になります。

・Google、Yahoo!とも「検索結果には検索キーワードが入っていてほしい」と思っている。検索結果としてそれが自然であり、お客さんの満足にもつながる

・但し、あえてキーワードを入れない場合もある

例えば、大手企業がこぞって同じキーワードを広告文に入れ、検索結果上位を占めているような 超激戦市場で同じことをしても勝ち目は薄いです。それならば、少し考え方の切り口を変えて別のキーワードを広告文に入れた方がお客さんから選ばれる候補に残る可能性はあるかもしれません。

2. 広告文に会社名を入れる


当然ですが、会社名で検索されるなら会社名を入れるのは間違いではありません。

◆なぜ会社名を入れるとダメなのか?

・検索するお客さんにとって知らない社名はクリックする理由にはならない。※但し、ブランド名のある会社はOK

・「コンバージョンをとるのか?」「ブランディングをしたいのか?」目的がどっちつかずだと良い成果は得られない
もし、広告を出す目的が「会社の名前を売りたい!」というのであれば入れてもいいのですが、コンバージョン目的であればあまり知られていない会社名だとクリックする理由にはならず、強みにもなりえないので入れない方がいいです。

広告文の文字数は限られていますので、会社名で文字数を削るよりもお客さんの関心をひくもっと魅力的な言葉や文章を入れてみましょう。

・「いかにも広告」になってしまう

ヘタに「いかにも広告」な感じになってしまうと、却ってお客さんのクリックしたい気持ちを遠ざけてしまいます。なるべく、調べ事の検索結果のような形が望ましいです。

3.  広告文に理解しにくい言葉を入れる


普段あまり使わないような言葉や何の商品かわからないような商品名など、「お客さんが知らない」もしくは「直感的に理解できない」言葉を入れてしまう。

◆なぜダメなのか?

・人間は、理解できない言葉があると途端に脳が「自分には関係ないこと」と処理を始めてしまう
・「わからない」はとにかくコンバージョンを下げる
・比較メディアなのに比較できない
・但し、ターゲットによっては入れる場合もある。※専門用語はキーワード需要によってはOK

4. 抽象語だらけの広告文を作ってしまう


具体的な数字なども入っておらず、「すばやい対応」「リーズナブル」「好評」といった抽象的なハッキリしない言葉がならぶ。

◆なぜダメなのか?

・抽象的なことは誰にでも言える
・比較メディアなのに比較できない
・「よくわからない」はとにかくコンバージョンを下げる

・但し、ターゲット層や商材の種類によっては抽象表現が許されるケースもある(スイーツなどの食品系や雑誌など、女性向けの商材に多い)

5. 広告文のスペースを最大限に使っていない


限られた文字数を全然満たしていない余白たっぷりの広告。

◆なぜダメなのか?

・単純にもったいない。情報を伝える機会を逃している
・検索結果は比較が前提の場所。1つでも多く差別的優位性を持った広告文で候補から漏れないようにしたい
・シンプルほど目立つというのは大きな勘違い

・但し、文字数を使いきることを目的としないこと

最後に


ダメパターン5つをご紹介しましたが、どれも最後に但し書きがある通り、ケースによっては必ずしもダメではないのでそこをしっかり吟味して魅力ある広告文を作りましょう。