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「親キーワード」を制する者は検索広告を制する ~検索キーワード広告のおさらい3~


皆さん、こんにちは。
ジーニアスウェブの三輪(みわ)です。

実は最近、10年ぶりに液晶テレビを買い替えようともくろんでいます。
「テレビ 価格」「テレビ Youtube」「液晶テレビ スポーツ観戦」「テレビ 4k おすすめ」
など、気になるワードを入力して、スマホで情報収集中です。

さて、検索キーワード広告は、「検索時に入力されるキーワードと関連性がある場合」に表示されますので、自社が宣伝したい商材(サービス)は、どんなキーワードで検索されるのかを知ること、イメージすること(キーワード収集)は重要です。しかも、なるべく数多く集めることが重要です。

キーワードは主に2つの構造になるのですが、今回はどちらの構造にも関係する「親キーワード」について、みなさんと一緒に考えていきたいと思います。

主な内容はこちらです。
1.キーワードの大前提
2.親キーワードとは
3.親キーワードの考え方(種類)
4.親キーワードを収集する方法
5.まとめ

 


1.キーワードの大前提
入力するキーワード=「質問」で、検索結果=「答え」である

検索する人は、その答えが欲しいから検索します。
検索結果にキーワードが入っていても、答えになっていなければ意味がありません。

このことを頭に入れて、親キーワードについて考えていきましょう。


2.親キーワードとは
■「質問したいもの(こと)」のこと
■アカウントに絶対に入れて(登録して)おきたいワード
■複合キーワード(もう一つの構造ですが、今回は割愛します)の一部分を構成
■1単語だけでなく、2単語以上になることもある。
■通常1商材あたり10~100個。戦略と予算で数は変わる

のようなワードのことを言います。

例えば、商材が「ホームページビルダー」ならば・・・
ホームページビルダー、ビルダー、Dreamweaver、bind、ホームページ作成ソフト、ホームページ、ホームページ作り方、ホームページ作成、ホームページ制作、WEBサイト、WEBデザイン、Photoshop、レンタルサーバ、起業、副業、売上アップ、SEO・・・・・

とはいっても、こんなにたくさんのキーワードって、パッと出てきませんよね。
私も、先日「トレーニングジム」に関するキーワードを考えていたのですが、ギブアップしてしまいました・・・。

そんな時は、以下の考え方で、キーワードを挙げてみましょう


3.親キーワードの考え方(種類)
1)固有名詞キーワード(会社名、人名、サイト名、商品名)
扱っている商材(商品、サービス)の名前や会社名、人名、サイト名など。
【例】ジーニアスミヤザキジム

(2)そのものキーワード
扱っている商材そのものの名前です
【例】トレーニングジム

(3)代替品キーワード
扱っている商材の代替となりそうなキーワード
【例】トレーニング器具、フィットネスジム、スポーツクラブ

(4)周辺キーワード
扱っている商材の周辺にあるキーワード
【例】ダイエット、健康管理、体系維持、部分やせ、シェイプアップ

(5)タイミングキーワード
タイミングによって、商材が必要とされるキーワード
【例】結婚式、同窓会、入学式、転職

どうでしょう、上記の考え方でいくつかキーワードを挙げることができたのではないでしょうか?
とくに(3)~(5)をどれだけ集められるかが、皆さんの腕のみせどころです。


4.親キーワードを収集する方法
もちろん、自分のあたまだけ考えるのには限界がありますので、他の方法も活用していきましょう。

・顧客インタビュー、アンケート
・Yahoo!知恵袋、教えてgooのユーザーの声
・価格.com、アットコスメなどのコミュニティーサイトのユーザーの声
・キーワードウォッチャー
・フェレットプラス
共起語検索

など、色々あります。

※すでに運用されている方は、
・既存アカウントの検索語句(クエリー)
・Googleキーワードプランナーの活用(Googleアドワーズの中のツール)
・キーワードアドバイスツール(Yahoo!スポンサードサーチの中のツール)


5.まとめ

いかがだったでしょうか?
親キーワードの選定は、今後実際に検索キーワード広告を作成・運用していく上でも、一番の根っこになる部分です。
「親キーワード」を制する者は検索広告を制する。ぜひ、みなさんもいっぱい頭を悩ませてみて下さい。
次回は、もう少し踏みこんで「アカウント構造」についてお話しします。お楽しみに!