みなさん、こんにちは!ジーニアスウェブの大木です。
リマーケティング広告で、もっと見込みのあるユーザーだけに広告を配信したい、コンバージョンは取れているけどもう少しCPAを抑えて獲得したいなど、もっと角度の高いターゲティングをして効果を上げたいというときはありませんか?
今回は、そんな時に一役買ってくれるGoogleアナリティクスを活用したリマーケティングについてご紹介いたします。
目次/このページでわかること
Googleアナリティクスリマーケティングとは?
Googleアナリティクスの細かいデータを使用して行うターゲティングのことです。
Google広告とGoogleアナリティクスを連携することにより使用することができます。
Google広告だけではできなかった、見込みの高いユーザーのみをターゲティングしたり、見込みの少ないユーザーを除外設定したりと角度の高いターゲットができるようになります。
アナリティクスで傾向を確認
まずは、コンバージョンユーザーの傾向をアナリティクスで確認します。
アナリティクス管理画面のセグメントより、「コンバージョンに至ったユーザー」を追加します。
ページセッション数を比較してみます。
全てのユーザーは平均2ページ閲覧しており、コンバージョンユーザーは平均11ページ閲覧しています。
コンバージョンユーザーは10ページ以上閲覧している人が多いという傾向が見えたので、今回は「10ページ以上閲覧しているユーザー」のリストを作成していきます。
ユーザーリスト作成
1.アナリティクスの管理タブ(歯車マーク)より、ユーザー定義のユーザーリストを選択
2.+新しいユーザーリスト → 新規作成
3.リストの条件を設定
今回は、10ページ以上閲覧したユーザーに絞り込みたいので下記のように設定します。
フィルタ = ユーザーを含める
ページ別閲覧数 ≧ 10ページ
設定は以上になります。
リストが反映されているか確認
Googleの管理画面から先ほど設定したリストが表示されているか確認を行います。
無事、反映されていますね。
リマーケティングリストの設定の仕方は、いつものリマーケティングの設定と同じようにGoogle広告のオーディエンス設定からできます。
まとめ
今回設定したターゲットのほかにも、下記のような様々な条件でのリストが作成できます。
・商品を買ったことがある(もしくはリピーター)のみ
・サイトの滞在時間が5分以上のユーザー
・商品説明のページを10秒以上見たユーザー など
ただリストのボリュームが必要になりますので、そこだけ注意がいります。
また、作成したリストは除外リストとしても使うこともできますので、通常のリマーケティングより見込みの高い広告配信が行えるのではないでしょうか?
それでは!