いよいよ8月も終わりが近づいてきました。
今年の夏は、例年にも増して、我が家の食卓を「ゴーヤ」料理が彩る日が多かったように思います。
宮崎では「にがごり」ともいいますね。
いくら立派な「にがごり」が手元にあっても、その素材を生かした料理ができなければ宝の持ち腐れになります。
検索キーワード広告でも、いくら良いキーワード(親キーワード、複合キーワード)を集めたとしても、アカウントの構造がメチャクチャでは何の意味もありませんし、改善しようにも手が付けられません。
そこで本日は、キーワード広告の構造について考えていきたいと思います。
■まずはキーワードの整理整頓=「1次構築」
一次構築なんて言葉を使うと堅苦しいので、もっと簡単に考えましょう。
前回挙げたような「キーワード」を整理していきます。
例えば、〇〇歯科が検索キーワード広告を出そうとすると、
まず、親キーワードとして「歯科」が出てきますよね。
「歯科」を使った複合キーワードは何があるでしょう?
複合キーワードとは「親キーワード」にものさし(比較軸、判断軸、絞り込みなど)を組み合わせたものです。
例えば
「歯科 世田谷区」「歯科江戸川区」「歯科料金」「歯科値段」「歯科おすすめ」「歯科人気」
よく見ると、ものさしの部分がもう少し分類できそうですね。
このようにしてみましょう。
どうでしょう、だいぶすっきりしましたね。
このように登録しようとしているキーワードを整理することをグルービングといいます。
今回は、親キーワード1つについて考えましたが、本来なら同じ作業をいくつもすることになります。
実はこれ、マインドマップというツールで出来ます。
この分類が実は、検索キーワード広告の構造の元になっているのです。
くわしい構造の説明は、こちらの記事
を参考にしてください。
ここで注目してほしいのは、先程グルーピングしたものは、実はこの構造ににあてはまるように分類していたのです。
これで基本的なアカウント構造は完成しました。
これを元に、二次構築を行います。
さきほど作った一次構築を、より成果が出やすいように組み立てていきましょう。
次の3つをまずは意識しましょう。
・全体の状況を把握しやすい-どの箱に何が入っているのか?
・問題解決しやすい-パフォーマンスが悪いかよいか、すぐに判断できる
・現場と広告をつなげる-現場の声をすぐに反映できる組み立て(商品で分類)
また、実際に運用する際の制約も考えて構築しましょう
・管理画面のシステム制約-GoogleとYahoo!では、登録できる数などが異なります
・月額広告予算の制約-限られた予算の中で広告を出さなければいけません
その他、以下の点にも注意しましょう。
・登録するキーワードの漏れをカバーする(一次構築の段階で浮かばなかったものなど)
・除外キーワードを設定する(設定すると機会損失になるので注意)
具体的な流れについては、またの機会にお話しできればと思います。
今回はごめんなさい。
■まとめ
いかがだったでしょうか?
検索キーワード広告を出す道のりは、とても長いですね。
私も正直、覚えることが多くて戸惑っています。
ですが、ひとつひとつのことを確実に行うことで、おのずと成果をあげられるはずです。
試行錯誤しながら取り組んでいきましょう。