2016.07.20 Wed

「リスティング広告を利用して2号店の出店地域を見極める方法」をご紹介します。

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みなさん、こんにちわ。志々目です。

リスティング広告は、WEB広告の中でも「今すぐ客」の獲得に効果を発揮する広告だと言われています。検索窓に「歯医者 渋谷 土曜日」と検索する人=渋谷で土曜日に診てもらえる歯医者を探している人。という感じで、具体的な目的を持ちまさにこれから行動に移そうとしているユーザーに向けて打てる手段として、予約や購入に至る確率が高い広告だとされています。
今回はこのリスティング広告の特性を活かし、店舗集客型のビジネスにおいて新たに店舗を増やす場合に、「出店予定地域での需要を調査する方法」をご紹介いたします。

スポーツジムの2号店を出店することを想定した場合


例えば、既に大阪の心斎橋にスポーツジムを出店しており、同じ地下鉄沿線上に店舗を増やす計画があると仮定します。

方法は簡単なのですが、心斎橋店の集客用アカウント内に以下のようなテスト用のキャンペーンを追加します。

1.「梅田 スポーツジム」、「新大阪 スポーツジム」、「天王寺 スポーツジム」等のように”駅名”と”目的”を掛け合わせたキーワードを登録します。

キーワード内に”駅名”や”地名”が含まれる場合は、その特定の場所で探していることが推測できますので、配信地域の設定をはずします。

2.広告文のタイトルには、以下のように駅名・地名を明記したものを設定します。

  心斎橋駅1分/スポーツジム
タオル・ウェア貸出し、手ぶらでOK。朝7:00~夜11時迄営業。

例えば、「新大阪」でスポーツジムを探している人に対し、所在地が「心斎橋」の広告を出稿する場合は、ユーザーにとって必要ではない情報になる可能性が高いです。広告の品質スコアやクリック率は下がります。それを考慮した上で使用することになりますが、「駅名 スポーツジム」で検索してくる人の数を割り出すことが可能となり、その数値から「○○駅周辺でスポーツジムを探している人 」 の需要を測ることが可能になります。

まとめ


今回は、リスティング広告の強みを活かした需要の出し方をご紹介させていただきました。
既に店舗がある来店型のビジネスであれば 、次の店舗をどの地域に出店するべきかというリサーチには余念がないと思います。
実際に弊社で店舗集客型のクライアントさんの運用を行う際にも、既存店で出稿しているアカウントのデータを分析し、2号店の出店に役立てるという場面が少なくありません。

次の店舗や新しいサービスを検討する際には、リスティング広告のデータを利用してみるという発想を持って、ビジネスにお役立ていただきたいと思います。

WRITERこの記事を書いた人

志々目

東京オフィスにて、PPC広告のアカウント構築・運用、ソーシャル広告の運用を担当しております。

東京オフィスにて、PPC広告のアカウント構築・運用、ソーシャル広告の運用を担当しております。

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