6月に始まったロシアワールドカップで日本は惜しくも敗れてしまいましたが、
前評判を覆し、ベスト16という大健闘を見せてくれました。
今大会では初めてビデオ判定が導入されたり、ゴールの機械判定技術がなにかと話題になりましたね。
機械による判定は賛否両論ありますが、今後サッカー界では加速を見せることになると思います。
いずれ人間の審判がいらなくなる日が来るかもしれません。。
こうした人が行う判断等を機械が行うようになる動き、つまり「自動化」は広告の世界では顕著に見られます。
Googleの機会学習が加速する広告の世界
広告運用業務において、AIやシステムによる自動化の流れはもう抗えないものになっている事を最近は特に肌で感じます。
我々にとって最も身近なAIといえばご存知Googleです。
ユーザーの検索行動の変化に対応するためには、このGoogleの機械学習機能をうまく活用してマーケティング戦略を取っていく事が求められます。
弊社のブログでもGoogleの機械学習をテーマにした情報を発信しておりますので、一度お目通し下さい。
■もう機械学習でマーケティングは当たり前? GoogleAdWordsのスマートディスプレイキャンペーン(SDC)を試したら思った以上に有能だった件
→手間と時間をかけずに、より多くのユーザーにアプローチして新たなコンバージョンを獲得できるようになった自動化機能を実例と共にご紹介。
■【Google Adwords】機械学習を促進する検索広告向けオーディエンスターゲティングの導入まとめ
→アカウント内に蓄積されたデータから、自社のニーズに合うユーザーに広告を配信する「ターゲティングの自動化」機能をご紹介。
■使わないと損をする、Googleの「自動入札機能」を使い倒そう
→入札戦略の自動化に焦点を当てた記事です。
どうなる?広告運用担当者のこれから
上記のようにGoogleの機械学習の機能を活用すると、入札調整・ユーザーの獲得・ターゲティング等を機械がやってくれる訳ですから、運用担当者としてはすごく楽ですね。
しかしその反面で、今まで運用者が手や頭を動かして取り組んで来た事が機械に取って代わられるという事になりますので、
突き詰めると「運用者が必要なくなる時代がすぐそこまでやってきている」と言っても言い過ぎではないのかもしれません。
一説では今後10~20年で約50%の仕事が機械に取って代わられると言われているほどなので、広告運用もその例外ではないと思います。
あくまで実際に広告の世界に身をおいて、肌で感じる感覚や推測の部分にはなりますが。私たちにとっては耳の痛い話です。
ただ、間違いなくGoogleは広告運用業務において人が行っていて「手間のかかる作業や推測に頼った作業を排除していく流れ」は今後も加速していく事になりますので、
目先はパフォーマンス最大化のために、「いかにして人的にコントロールをするか」という視点から「いかに機械に学習をさせるか」という視点を持ってアカウントを構築・運用できるかという方向にシフトしているという事を頭においておく必要があります。
まとめ
今回は自動化の流れと広告運用についてざっくりとお話して参りました。
耳の痛い話もしましたが、大切なのはこうした流れに逆らうのではなく、どう利用し活用して行くかだと思います。
引き続いて自動化をテーマにした記事についてはアップをして行きますので、お楽しみに。
それでは。