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もっとUPを狙いたい!広告ランクの仕組み

こんにちは、仕田です。

いよいよ本格的な冬到来!と思った矢先、気温がまた20度近くまで上がったりと、ハッキリしない気候が続いていますが、体調管理は万全でしょうか?
巷ではノロウイルスやインフルエンザが流行っているようなので、予防対策、しっかりしていきたいですね!
さて、前回の私の記事で検索キーワード広告(PPC広告)についてお話しましたが、その中から今回は広告ランクの仕組みについて掘り下げてみます。

■広告ランクって?


検索キーワード広告は、前回の記事にもあるようにあるキーワードをWebで検索したときに掲載(表示)される広告のことです。
「こたつ」というキーワードで実際に検索してみると、とある大手ショッピングサイトが1番上に表示されました。2番目も某有名なショッピングサイトです。
次に「クリスマスケーキ」というキーワードで検索してみると、1番上に表示されたのは某大手デパート、2番目は某大手コンビニエンスストアです。
このように、扱う商材や季節によって掲載される広告はもちろん違うのですが、その掲載順位の違いは広告ランクによって日々変動するのです。
広告ランク=入札単価×品質スコア
 ※品質スコアとは、広告、キーワード、リンク先と広告が表示されたユーザーとの関連性を表すGoogleが定める推定値。Yahoo!は品質インデックスという言葉を用いているが、結局は両者ともクリック率が大きく影響すると考えられている。品質スコア(品質インデックス)を上げるにはとにかくユーザーにクリックしてもらうこと!
上記のように、入札単価と品質スコアを掛け合わせた結果が広告ランクそのものになります。その結果の数値が大きいほど順位はUPします。
もし、広告ランクを入札単価だけで決定してしまうと、図1のように単純に費用を多く掛けている企業の広告が上位に上がることになります。
図1
これだとまるでオークションのような状態になってしまいますね。

■品質スコアの役割


では、図1に品質スコアを掛け合わせてみると…
図2
こうなって、1位から順に並べると
図3
このようになります。
品質スコアの要素をプラスすることで、商材そのものの評価も掲載順位に反映させることができるのです。
上位に広告が表示されればその分多くのユーザーの目に留まるので、当然クリックされる機会も多くなります。クリック率が品質スコアに大きく影響しているため、多くクリックされると品質スコアが上がる、品質スコアが上がると広告が上位に表示される、といういいサイクルになるのですが、季節やその時々で状況が変わるため、時に単価を調整し直したりすることも必要です。

■最後に


外見はシンプルな仕組みに見えますが、中を覗いてみると広告運営側とユーザー側のやり取りから導き出されたデータが反映された仕組みになっています。
自分の欲しいものが必ず上位の広告に載っている、というワケではないかもしれませんが、比較的早めに見つけられると思いますよ。クリスマスと年末年始の準備を急いでいるそこのアナタ、Web広告をぜひお役立てください!