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Google Adwordsの機能「カスタマーマッチ」を使って既存客にgmailでアプローチする方法

みなさんこんにちは、ジーニアスウェブの大木です。

8月に入り、すっかり夏本番の宮崎です。
毎年だんだんと暑さが増してきている感じがするのは、気のせいでしょうか…?

さて今回は、前回少しだけ触れたカスタマーマッチを使用してGmailにも広告を出す方法をご紹介させていただきます。

 

まず、カスタマーマッチとは?


GoogleAdwordsで使用することができる、ターゲティングの一種です。
クライアント側で保有している顧客のメールアドレスをAdowordsにインポートすることで、対象アドレスでログインしているユーザーに対して広告を配信します。メールアドレスを元にしたリマーケティングのような形になります。
広告の掲載先としては、Google検索結果、Gmail、Youtubeです。

注意点として、
・ディスプレイ広告面は配信対象外であること
・メールアドレスリストが1,000人以上必要
・リストの有効期間は180日以内
・メールリストにあるアドレスを利用して、Google検索・Youtube・Gmailにログインされている状態でなければ、広告表示の対象にならないこと

 

Gmailでの配信設定方法をご説明します。

1)顧客のメールアドレスリストをハッシュ化(暗号化)してアップロード
2)アップロードしたリストをもとに、ターゲットリストを作成
3)作成した2)のリストをキャンペーンのターゲットに設定
4)広告テンプレートから広告を作成

設定方法は、リマーケティング広告とほぼ同じです。

 

Gmail広告の種類は5つあります。画像だけでインパクトを与えるか、商品一覧を見せてアプローチをかけるかなど、目的に合わせたテンプレートを選ぶことができます。

画像テンプレート 一つの画像のみを使用したビジュアル的な宣伝
シングルプロモーション 一つの商品について、テキスト付きの画像で宣伝
マルチ商品テンプレート 複数の商品について、テキスト付きの画像で宣伝
カタログテンプレート マルチ商品テンプレートよりも具体的なテキストを掲載して宣伝
カスタムHTML 既定の仕様の範囲の中でクリエイティブを設定して宣伝

 

掲載面はこのような感じで掲載されます。

まとめ


既存客に焦点を当てた広告配信になりますので、既存客向けの特別なキャンペーンの広告や、長い間商品やサービスを利用していない休眠客向けの広告をすることができます。

また、カスタマーマッチを通じて生成された類似ユーザーリストを利用することもできますので、サービスに興味を持ちそうな見込み客に対してもアプローチすることが可能になります。

ただし、メールアドレスをアップロードする際にはハッシュ化したものを用意することが推奨されています。GoogleAdwordsの広告掲載ポリシーを確認して、個人情報の取り扱いにはしっかり注意して活用していきましょう!

それでは!