みなさん、こんにちわ。志々目です。

今回は、Googleアドワーズの便利な機能として使われている、広告の文面を様々な条件に合わせてリアルタイムで変更できる『広告カスタマイザ機能』について、ご紹介させていただきます。

広告カスタマイザを使うと、何が出来るのか？

ユーザーが何を検索しているか、どのようなデバイスを使っているか、ユーザーの場所、あるいは日付、時間帯、曜日などに合わせて、テキスト広告を調整することができます。価格やセール終了までの期間など、希望するテキストを自由に挿入できます。
引用：https://support.google.com/adwords/answer/6072565

使い方①：定期的に行う、セールやキャンペーン期間のカウントダウン表示

使い方②：１回限りのセールやキャンペーン期間のカウントダウン表示

使い方③：地域に応じて広告文面をカスタマイズ

使い方④：ユーザーが検索したキーワードの内容に応じて広告文面をカスタマイズ

前準備として、広告カスタマイザに使用するデータ（商品名、在庫の数、価格、セール開始日、セール終了日等）を登録します。

共有ライブラリ >> ビジネスデータ >> +データ（赤）ボタン >> 広告カスタマイザデータ

テンプレートをダウンロード後、以下の項目を入力し、アップロードします。

入力する項目
・Model (text) ・・・ 商品名
・Capacity (number) ・・・ 在庫の数
・Type (text) ・・・ 型番
・Start_price (price) ・・・ 価格
・Sale_ends (date) ・・・ セール終了日
・Target campaign ・・・ キャンペーン名
・Target ad group ・・・ 広告グループ名
・Target location ・・・ 地域
・Target keyword ・・・ キーワード

黄色の箇所がアップロードしたデータをはめ込んでいる箇所になります。こうすることで、大量に商品を扱うECサイトで運用する場合にも、よりユーザーの求めている情報に近いものを届けることが可能になります。尚且つ作業を行う運用者の工数も大幅に削減できます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
複数商品を扱うECサイトを運営されている方や、毎月異なるキャンペーンを仕掛けるという方、複数店舗で商品やサービスを提供されている方に重宝する機能です。
検索連動型広告の運用では、どこをテクノロジーに頼り、どこを人の手でやるべきか、という見極めが大事だと感じています。
このような機能は、工数の削減に大きく貢献してくれるもので、コンバージョンが取れそうなキーワードを探したり、新しく広告文やバナーのクリエイティブを追加してテストしたり、といった攻めの改善を行う時間を生み出すことにもつながります。また、実際の効果をこのブログでご紹介していきたいと思います。それでは。