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広告入門! 検索キーワード広告の裏側


こんちには、ジーニアスウェブの上野です。
暦の上では春だというのに未だ暖かくなる気配が見られません。
更に花粉も飛んでおり、防寒着に加えマスク目薬が手放せない日が
もうしばらく続きそうです…

今回は、「検索キーワード広告」について皆さんにご紹介したいと思います。


「検索キーワード広告」とは


ユーザーの検索キーワードに連動して表示されるインターネット広告です。
興味や関心を持った分野の広告を効果的に表示させることができます。
リスティング広告とも呼ばれます。

上図のように検索に用いたキーワードから関連する商品やサービス内容の広告が
表示されます。日本での主な媒体は、
「GoogleAdWards」と「Yahoo!プロモーション」の二つです。

ちなみに、皆さんが良く目にする赤枠内の広告は、「プレミアムポジション」と
呼ばれ、広告ランクの高いものが表示されるようになってます。

「広告の価値を決めるランク」


広告のランクが高いとプレミアムポジションに表示される・・・
ではどのようにして広告のランクは決まっているのかと言うと

広告ランク=入札単価×品質スコア

上記の計算式で個々の広告のランクが出ます。式内の品質スコアは1~10までの
段階があり、値が大きくなるほど品質が高いという事になります。

実際に、数値を入れて広告ランクを出してみます。

A社 単価500円×品質スコア7=広告ランク3500
B社 単価600円×品質スコア4=広告ランク2400
C社 単価700円×品質スコア1=広告ランク700

先述した通り広告費=広告ランクでは無いのです。

「検索キーワード広告においての戦略」


ここでは、二つの戦略についてその特徴を説明します。

➀コンバージョン重視 ―コンクエスト戦略―
・目の前の利益は失われても機会損失は起こさない。
・新しいキーワード、関連性が薄くても間接効果が期待できる物には投資する。
・キーワードは部分一致(絞り込み部分一致)を多用する。

➁CPA重視 ―プロフィット戦略―
・機会損失が生じる結果になっても目の前の利益は逃さない。
・関連性の薄いキーワードに冒険せず、直接効果が見込める物に投資する。
・キーワードは完全一致を多用する。

さいごに・・・


今回ご紹介した検索広告の仕組みと戦略を踏まえて、以下の内容を意識して
広告を作ってみてください。

「何を」 = 商材(商品・サービス)
「どこで」= インターネットor店舗、全国or地方
「誰に」 = 自社の商材を手に取ってほしい顧客のイメージ
「どうやって」 = 検索広告、その他ネット広告やオフライン広告等