2019.05.10 Fri

絶対に信じてはいけない広告管理画面の数値24時

こんにちわ、ジーニアスウェブの横山です。

広告の管理画面を数値だけで判断してしまっているあなたには、
あの音と、ケツ叩きをプレゼントします。

 

さて、

みなさんは、広告のレポートを見たことはあるでしょうか?

ネット広告はほんとにすごいです。

あらゆるデータが取れます。

いくら広告費をつかって、どんなキーワードから、
どれだけお問い合わせが来たか、すべてわかってしまいます。

広告配信システムも、進化がとまりません。

デジタルトランスフォーメーション真っ盛りです。

これからもこの流れは止まりません。

自動化なんかも当たり前。

自動化ってことばだけで聞くとすごいですよね。

なんでも機械がやってくれる。

早くそんな時代が来てほしいものです。

すべてが自動化になって、音声だけで集客ができるといいですね。

とここに落とし穴があります。

 

まだまだ、機械は完全にはやってくれません。

現れた数値が正しいとは限りません。

広告のレポートや管理画面の数値だけで判断すると、

大きな機会損失を起こすケースがあります。

確かに、数値は正直です。

 

しかし、その数値は本当に信じていいのでしょうか?

以下のケースで考えてみましょう。

 

ケース1)
ECサイト
コンバージョンはカート購入完了

ケース2)
歯医者
コンバージョンは予約フォームと電話

さて、この違いは何でしょうか?

 

ケース1)の場合は、購入=CPOです。

ケース2)の場合は違いますね、電話だけされても、

それが成約につながっているかどうかはわかりません。

 

 

さらに、もうひとつ大きな違いがあります。

 

歯医者のような来店型のビジネスだと、

圧倒的に電話が多く、スマホで電話をかけることもありますが、PCで電話をすることも当然あります。

 

その場合は、完全な計測は不可能です。

 

この計測の不完全は、例えば、下記のようなことが起こります。

 

  1. 管理画面のCVやCPAなどで効果が低いと判断し、露出をしぼる
    → 実はCVの起点になっていたりする広告を絞ることになり、結果的にさらに悪化する
  2. 広告の機械学習が、悪い学習をする
    →CVのデータを最重要視されるので、機械が悪い方向に悪さをする

 

このように、単なる数値だけだと、誤った解釈をしてしまうことがあります。

 

 

かなり、乱暴にシンプルに書きましたが、

何が言いたいかというと、

 

機械や、システムは完璧でないので、

あらゆるデータ、状況を見て、問題点はどこにあるのかを解明し、解決につなげていく、

 

こういったことが重要であり、

私たちに求められていることのひとつであると、考えています。

 

広告やデザインや、サイトやなんでもそうですが、

 

問題解決の手段のひとつです。

 

問題解決ができるようには、

様々な問題に何度も立ち向かうのが一番の近道な気がします。

 

「単に問題の解き方を変えるということではなく、解いている問題自体を変えるのだ。」
ポール・グレアム

WRITERこの記事を書いた人

横山祐樹

横山祐樹

株式会社ジーニアスウェブ 取締役 お客様の課題と問題の両方を解決するべく、日々取り組んでいます。

株式会社ジーニアスウェブ 取締役 お客様の課題と問題の両方を解決するべく、日々取り組んでいます。

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