ジーニアスブログ – WEB制作会社ジーニアスウェブのお役立ちブログ

Youtubeを使ったコンテンツマーケティングで気をつけること

こんにちは、岩本です。すっかり夏になりましたが、冷房がキツすぎて白湯を飲んでいます。なにか物足りないですが暖まるだけで幸せです。

さて、今回もコンテンツマーケティングについてお話します。今回のテーマは「Youtubeを使ったコンテンツマーケティングで気をつけること」です。

 

くどいようですが、マーケティングには、人々が面白いと思えるようなコンテンツが不可欠です。面白いコンテンツを作りさえすれば、webサイトの海のなかで見つけてもらえる可能性が格段に高くなります。特にYoutubeなどの動画コンテンツを含むサイトは、検索結果のトップページに表示される確率が標準的なテキストページに比べて50倍も高くなるといいます。これを使わない手はありません。

Youtubeでのオーディエンスの行動を理解し、ターゲットにたいして語りかけるようなビデオをつくるためには、次の5つが重要です。

 

1.目的が何かを知る

自社ブランドにとって、Youtubeを使うことの一番の目的は何でしょうか?

そのビデオは、全体のマーケティング・ミックスのなかでどのような役割を担っているのでしょうか?例えば、

自社の認知:ビデオを見終わったユーザーに自社のブランド・サービスを理解してもらう

購入の検討:ユーザーに自社の製品やサービスの購入を検討してもらう

オンライン・オフラインでの販売:ビデオをみてウェブサイトを訪れてもらう、または店舗を訪れてもらう

ロイヤルティを育てる:自社ブランドを他の人にリコメンドしてもらう

といったような目的を企画の段階で考えます。

 

2.だれにアプローチしようとしているのか?

まず中心となるオーディエンスとターゲットの属性を知り、彼らがYoutubeでどんな動きをしているかを探ります。ターゲットはどんなビデオを見ているでしょうか?ソーシャルネットワークをどれくらい活用しているでしょうか?モバイル機器をどのように使っているでしょうか?これらを知るには、Googleが出している調査ツールが使えます。

 

・Youtube Trends Dashboard:ターゲットがどんなビデオを見ているか探る

・Our Mobile Planet:ターゲットのモバイル機器での行動を理解する

・Think With Google:消費者傾向、マーケティングインサイト、業界調査など

 

3.自らのブランドを知る

自社のブランドがYoutubeのターゲット層にとってどのようなものであるか探ります。ターゲットはブランドについてどれ程知っているでしょうか?何を作っているか、どんな事業であるかわかっていないかもしれません。これを探るには、YoutubeのアカウントについているYoutube Analyticsをつかって、ブランドがどれだけターゲット層に受けているか調べます。

 

4.競合を知る

競合がYoutubeで何を作っているか理解しておきます。競合のYoutubeチャンネルを訪ね、良いところをじっくり観察し、また自社のブランドにどう役立てられるか考えてみます。

 

5.成功の目安を知る

ビデオの成功はどうやって測ればよいのでしょうか?閲覧数か?「いいね!」やコメントか?成功がどこにあるか決めれば、メトリクスをいちいち眺めている必要もありません。「1万回以上再生」や「100人のコメント」など、成果の基準は決めておきましょう。

 

以上、Youtubeを使ったコンテンツ制作で気をつけるべきこと5つご紹介しました。企画段階がしっかりしていれば、自社のコンテンツ戦略に沿った優れた動画を作成できます。

いままでのコンテンツマーケティングに、思い切ってYoutubeを加えてみてはいかがでしょうか?