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最新動画プロモーションに学ぶコンテンツマーケティングの真髄とは?

こんにちわ、ジーニアスウェブの横山です。
動画元年の2015年が終わり、2016年はさらに動画を使ったマーケティングが増えてきていますね。 インターネットで動画を見ない日も少なくなってきているのではないでしょうか。
いつでもどこでも動画に触れられるようになりました。 動画は写真やテキストよりも、多くの情報を届けることができ、ストーリー次第で、人を感動させるリッチなコンテンツを実現することができます。
最近話題になった動画プロモーションを『名前の無い展覧会』をご存知でしょうか?

Facebook動画再生数49万回!話題の動画「名前の無い展覧会」

「ねぇお母さん、ぼくのことどれぐら知ってる?」

出典:youtube

そんな呼びかけから始まるこのの動画、そのタイトルの通り、子どもたちが作った作品が、無記名で展示されています。

『名前が書いてないんだ・・?』『どれがうちの子だ?』

出典:youtube

名前のないその展示会に、両親たちがやってきて、自分たちの子供が作った作品はどれなんだろう?と探し始めます。

『あ、わかった気がする』

出典:youtube

この作品はうちの子が書いたんじゃないかな?と気づく。

絵画や、作品、すべてに名前がない。

出典:youtube

すべてに名前がない、でもたったひとつの自分の子供の作品。

『あっこれユウカっぽくない?』

出典:youtube
『あ〜そうかな?わからんなぁ』
『こんな字だったかなって改めて思った』『知ってるつもりってこれだなって思った』

出典:youtube

自分の子供はこうなんじゃないかっていうフィルターをかけてしまっていた、でもこんな一面もあったってはじめて気づく。

『あーこれがユウカだ!やっぱり』

出典:youtube
『全然みてくれてないと思ってたけど、意外と見てくれてたんだね。』
『この子の才能をもっと知りたい』

出典:youtube

いつもいっしょ、あたりまえの家族、意外と知らないことがたくさんある。見ているようで見ていなかったと気づくのです。

これは、「子ども自身には見えていない才能を、親は見えているでしょうか?」という呼びかけとともに、RISU Japanという教育事業の会社のプロモーション動画です。
自分の子どもたちの才能をもっと知りたいと改めて気付かされる素敵な動画ですね。
この動画が公開されると、主にfacebookでたくさんシェアされ、49万回の再生を記録したそうです。

かつて、小さい子どもころ、「お父さん、お母さん。わたしのこと、どのぐらい知っている?」。だれもがこんなふうに思ったことがあるのではないでしょうか。
そんなだれもが抱く共感を引き起こすこの動画、ただ感動するだけではなく、動画コンテンツマーケティングとしてもとてもよくできていてすごい動画だと思いました。

RISU Japanさんは、小学生向けのタブレット学習を運営しているようです。
ターゲット:小学生の子供をもつ親に対して、幅広く動画を拡散することで、自社のことを知ってもらうことに成功したのでしょう。誰に、何を、どのように伝える、が明確になっていますね。
動画で重要な要素がしっかりと入っています。

<動画広告の重要なポイント>
<シェアされるための動画のポイント>

動画を拡散するための仕掛けとその後のオファー

出典:RISU JAPAN

上記は、動画専用のランディングページです。
ここにマーケティング施策として重要なポイントが2つあります。

ただ拡散するだけではなく、見込み客に成り得るターゲットに効果的にアプローチできているのがよくわかりますね。
練りに練られた企画、動画マーケティング施策だと思います。

何より、子どもにとっても親にとっても、新たな気付きがあり、絆深まる良い機会になるという、見るだけでも価値のある動画というのが凄いですね。
共感を呼ぶクオリティの高い動画 と その後の導線、まさにコンテンツマーケティングの真髄をここに見た気がします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
この『名前の無い展覧会』は個人的にも最近一番すごいなぁと思った施策のひとつです。
とても勉強になり、このような施策をやってみたいと思いましたね。
また、考えたとしては、動画だけでなく、その他のマーケティング施策、コンテンツマーケティングにも通じるところもたくさん含まれていると思います。

適切なターゲットに

動画でなくてもこの考え方は全て通じることだと思います。
感動を与えることができれば素晴らしいことですが、役にたつ情報を届けるに言い換えてもいいと思います。
それがコンテンツとしての本質なのかもしれませんね。

サイトやブログ、動画、ソーシャルなどでも、是非この考え方をもっていただきたいと思います。

それでは。