会社全体の利益・成長をバランス良く発展させていくため、社外の環境だけではなく、社内の環境は環境はどういった視点を見ていけばいいのか。
自社が扱っている商品、担当している部署、あるいは担当地域など、様々な視点と思考が必要とされます。
特に高度に成長し、多角化した企業の場合、どんなに頭のいい人間でもそのすべてを把握することはできません。
情報量が多ければ多いほど、処理し切れなくなります。
製品数が100種類、1000種類、数万種類とあった場合やサービス形態が複雑化している場合、おそらくだれもが気づくのは、
会社全体をいくつかの事業部に分けた独立採算制です。
そうすることによって、
- どこの事業部が利益が上がっているのか。
- どの事業部が赤字なのか。
が一目瞭然になります。
当然、赤字の部署は必然的に、赤字を出さないように必死になります。
(かつての松下幸之助も、各事業部事に経常利益10%以上を科し、達成できなかった場合は、事業部長がどやされたという話も)
しかし、売上だけで判断するほど、単純ではありません。
今後、成長する分野もあれば、衰退する分野もあります。
全体としてみたときに、市場成長率が高いのか、低いのか、もっと成長する可能性は秘められていないのか。
このような問題を解決する手法としてPPMという手法があります。
続きは、次の記事で。
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