皆さんこんにちは。加藤です。
前回は弊社が顧客情報の取得・管理に活用しているMAツール、Zohoの概要と基本的な活用方法についてお話しました。
Zohoの3つの機能を活用して、顧客との商談機会を効率良く創り出そう
Zohoの機能の一つで、顧客情報を一元管理できるCRMは、「お客様の基本情報や商談情報などが入る箱」として考えていただくとイメージしやすいかと思いますが、このCRM一つとっても様々な活用方があります。
特に今回ご紹介したいのが、他のツールや広告媒体と連携することで期待できる効果・施策です。
本日はZohoCRMを活用して見込み客情報の取得する上での基本的な施策と、今後かなり効果かが見込めるもう一歩踏み込んだ施策について、お話ししたいと思います。
CRMで発行したフォームを活用して、見込み客の流入経路を知る
Zohoの機能の一つであるCRMでは、お客様が基本情報を入力される「お申し込みフォーム」を発行することが可能です。
発行したフォームをサイトのオファーページに貼り付けることにより、オファーをお申込みされた顧客の情報が、「見込み客」としてCRMに自動入力される仕組みになっています。
フォームで入力された情報に加えて、その見込み客がどのオファーページから来たのかが一目でわかります。
※各項目の詳細は伏せてありますが、「オファー」の欄にどのオファーページから流入したのかが入力されます。
「見込み客の流入経路」がわかるだけで、その見込み客の興味関心の対象がわかり、Zohoキャンペーンを用いてその人に合わせた内容のメルマガ配信を行うことで、見込み客育成を効率良く行えることが、この施策の利点であること言う事ができます。
ZohoCRM×Google Adwards
上でお話した施策は、ZohoCRMで発行したフォームを活用して「見込み客」の情報を取得する一般的な手法ですが、
「もう一歩踏み込んだところ」というのは何でしょうか?
それはズバリGoogle AdWordsとの連携です。
自社サイトへの流入を図る施策として、Web広告を利用する事が今では当たり前になっており、Google AdWordsを利用されている会社、担当者の方も多いかと思います。
しかし、広告の投資効果を視覚的に把握したりする事には難儀する事が多いのではないでしょうか?
Zohoは単体でも非常に優れたツールですが、Google Adwardsと連携する事によって、顧客情報をより詳細に取得することが可能であり、特定の顧客がどのキーワードでどの広告から流入してきたのかを把握する事が一目で把握する事ができます。
ZohoとGoogle Adwardsを連携する方法はこちらをご参照ください。
流れとしては、以下のように
①顧客が検索エンジンでキーワードを入力→②広告をクリック→③自社サイト訪問→④オファーをダウンロード
という流れを踏み、顧客がクリックした広告やキャンペーン、キーワードの情報がCRMに自動入力されます。
このように、サイトに訪れた際の広告やキーワード、キャンペーン、広告にかけた投資効果を一発で把握することができます。
この施策の利点としては主に「どのキーワードとキャンペーンがどの売上につながったのかを視覚的に把握でき、今後広告の最適化を図る事ができる」点にあると思います。
次回へ
以上見てきたように、Zohoはそれ単体でも十分にMAツールとして活用できるものですが、他のツールや広告媒体と連携することによって、顧客情報取得をはじめ、さらに詳細にわかりやすくデータを収集・活用する事が可能です。
今回はGoogle AdWordsと連携して、見込み客情報の取得と広告の最適化を同時に行える事をお話ししましたが、次回以降他のツールと連携して、効果が高かったものや使えそうな機能について、随時お伝えして行きたいと思います。
それでは。