環境変化と共に、近年のスマートフォンの出現によるデバイスの変化。
顧客は、実店舗とネットの垣根をますますなくなりつつあります。
2012年頃から「O2O」や「オムニチャネル」なんて言葉も流行るようになってきましたね。
O2O =(オー・ツー・オー:Online to Offline)ネット上から、オフラインへの行動へ促す施策のこと。
オムニチャネル = 実店舗やオンラインショップなど、あらゆる販売チャネルや流通チャネルを統合施策のこと。
誰もが自然に通販を利用するような時代
大手量販店もインターネットで注文を受け、その日に届ける「ネットスーパー」を次々へとオープンし、売上を伸ばしています。
あるスーパーでは、高齢世帯向けにパソコン教室を出張で無料で行ない、ネットの使い方を教えて、常連客へと促す施策をとり、成功を収めています。
基本的な使い方から教えるのですか、一世帯あたりでも大変な労力と時間を要しますが、一度教えてしまえば、その顧客は次から常連客となり、購入し続けてくれるという仕組みです。
もはや、商品もサービス形態も、性別も年齢も関係なく、誰もが自然に通販を利用するような時代となりました。
小学生ですら簡単に利用しています。
消費者にとって、通販はあらゆるメリットがあるからでしょう。
裏を返せば、通販業界は、消費者のニーズに伴い、変化と進化を続けてきたのです。
だからこそ、これからは消費者のニーズに合わせて、臨機応変に、そしてスピーディーに対応していくことが、どの企業にとっても大切になってきます。