こんにちは。
ジーニアスウェブの宮本です。
早いもので入社して2ヶ月が経ちましたが、新人で未経験の私には、毎日が発見と驚きの連続です。
本日は、今しかない「新人」で「未経験」という立場の私が目指したいと思うデザイナー像について書かせていただきたいと思います。
『なるほどデザイン─目で見て楽しむデザインの本。─』(2015年8月 筒井美希)という本をご存知でしょうか?
素敵なイラストの表紙に惹かれて購入しましたが、とても勉強になります。
(内容だけでなく、それを表現しているデザインも含めて)
「デザイナーの7つ道具」と題して、デザイナーが持つべきスキルや意識すべきポイントが書かれていました。
その道具の締めとして書かれていたのが、ズバリ!「愛」です。
著者は、デザイナーが持っていたい「愛」には2種類あると言います。
1.「内容」への愛
内容を深く理解すればするほど、優先すれば良いことがわかり、要素を取捨選択できるようになります。
これは、常々実感します。
あるバナー作成の課題で、内容を深く理解しようとせずに作ってしまい、何を伝えたいのか分からなくなってしまった経験があります。
「内容のことを考え抜いて作ったら、勝手にデザインはこうなっていました」というのが理想のアプローチだと思います。
こうしてできたデザインは、その内容がコンパクトにしっかりと伝わる、素敵なデザインなんでしょうね。
2.「届ける相手」への愛
デザインを受け取る人の身になって考えてみる。
この言葉、私は「自分が作ったデザイン(完成品だけでなく、データ(PhotoshopやIllustratorなど)も含めて)に触れる人」と解釈しました。
業務に携わり始めてから思うことは、
「ひとつの案件にたくさんの人が関わっているんだな〜」
ということ。
だからこそ、誰がどのような形でそのデザインに触れても、困惑することのないようなデータ作成、デザイン制作の技術が必要なのだと思います。
これぞ、私が目指すべきデザイナー像!ビビッときました。
デザインのレベルや質は、技術や知識、経験によって大きく異なりますが、大事にしたい気持ちはそんなもの関係ないと思いませんか?
大事にしようと思えば誰にでもできます。今すぐにでも。
まだまだヒヨッコですが、この段階で大事にしたい軸を見つけられたというのは、私にとってはとても大きなことなのです。
終わりに
- デザイナーのエゴは二の次であり、あくまで内容が第一であること。
- デザインを考える時は、届ける相手(それがユーザーであろうと、クライアントであろうと、共に働く仲間であろうと)のことも一緒に考えること。
それが、私の目指す「愛」のあるデザイナーです。
それでは、失礼いたします。